【嫌われる勇気 第2話】あらすじと感想をカウンセラー目線でご紹介!

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1月19日(木)ドラマ「嫌われる勇気」第2話が放送されましたね。相変わらず、主人公の庵堂蘭子は、マイペースに独自で殺人事件の捜査を進めていました。

 

そして、庵堂のバディである青山年雄も相変わらず庵堂蘭子に振り回され、庵堂の恩師である大文字教授のところを訪ねて行きます。

 

大文字教授は再び、心理学巨匠の1人であるアルフレッド・アドラーの教えを青山に伝えていくという流れでした。

 

そこで前回に引き続き、ドラマ「嫌われる勇気」第2話のあらすじと感想を、カウンセラー目線で綴ってみました。

 

 

「嫌われる勇気第2話」のあらすじ

ある朝、オフィスビルのそばで男性の転落死が発見されました。

 

その死体の身元は、そのオフィスビルに入っている文具メーカーの社員の市川であることが分かりました。

 

市川は「絶対に消えないペン」など数々のヒット商品を手がけ、42歳の若さで執行役員を務めているほどの出世頭でした。

 

どうやら市川は深夜に会社の窓から転落したようです。

 

現場には靴が揃えてあり、第一発見者の証言を合わせて、浦部刑事は自殺だと断定しますが、庵堂蘭子はそれを明確に否定し、これは殺人事件だと断言します。

 

死体を解剖した結果、自殺に見せかけた殺人だということが判明し、庵堂蘭子の推理は当たっていました。

 

市川が所属していた商品開発部には、絵実華や竹内ら10名ほどの社員がいて、みんな忙しそうに仕事をしていました。

 

庵堂蘭子と青山が、商品開発部で聞き込みを進めていくうちに、市川が転落した窓がある小部屋で、1年前にも同じ部の成美という若い女性が自殺していたことが分かりました。

 

独自に捜査を進めていく庵堂蘭子に、青山は「何か分かったことはありましたか?」と聞くと、庵堂は「この会社の人たちはみんな、変わらない決断を下しています。」と答えます。

 

庵堂蘭子の言葉の意味が分からない青山は、再び大文字教授を訪ねます。

 

青山から話を聞いた大文字教授は「アドラー心理学でいう『目的論』を庵堂蘭子は言っているのだろう。」と言い、目的論について語り始めます。

 

 

大文字教授が伝えたアドラー心理学にまつわる言葉

「感情とは、出し入れ可能な道具なのです」

 

「感情とは、目的を達成するための手段でしかないということなのです。これがアドラーで言う『目的論』です」

 

「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。人は経験の中から目的にかなうものを見つけ出す」

 

「人はいろいろと不満はあっても、このままの私でいる方が楽であり、安心なんですよ。つまり人は不満はあれど変わろうとしないのです」

 

 

周りに流されない庵堂蘭子の言葉

「その褒め言葉、明確に否定します。私には全く品が感じられません」

「その推理、明確に否定します」

 

「そんなに嫌なら会社を辞めればいいと思います」

「あの人たちはみんな、変わらない決断を下しています」

 

「私は何があっても、常に前を向いて歩いていく自分を選んできています」

「あなたはただの犯罪者です。人殺しを美談にすり替えないでください」

 

「『上司に逆らって評価を下げたくない』『周囲から白い目で見られたくない』、死ぬくらいなら嫌われれば良かったのです」

 

「あなたが分かろうが分かるまいが、私の課題ではありません」

 

 

「嫌われる勇気第2話」の感想

ドラマ「嫌われる勇気」2話のアドラー心理学の教えのキーワードは「目的論」ということで、「感情があって人は動くのではなく、ある目的を達成するための手段として感情を利用している。」ということを教えてくれました。

 

ほとんどの人は「感情で人は動いている」「感情はコントロールできない」と思っていたのではないでしょうか。

 

でも実は、自分が思うより感情は操作できるし、実際しているということなのです。

 

文具メーカーの社員たちは、不満を抱えながらも変わらないことを選び、上司の言いなりになり、毎日のように遅くまで残業しています。

 

そんな社員に対して「こんな時に仕事しないでください!」と庵堂蘭子はピシャリと言います。

 

そして、「死ぬくらいなら嫌われれば良かったのです。」と、何のために周りに気を遣って我慢しているのか、死んでしまっては元も子もないと社員たちに訴えかけます。

 

ドラマの最後の方で、庵堂蘭子は犯人に「あなたは成美さんの弔いのために、殺害したのではありません。市川さんを殺すという目的のため、『成美さんを死に追いやった許せない奴』という感情を利用したのです。あなたはただの犯罪者です。人殺しを美談にすり替えないでください。」と言い放ちます。

 

この言葉は「自分が達成したい目的のために『怒り』という感情を利用し、犯したことを正当化している。」ということを教えてくれます。

 

「これは感情で怒っているのか?それとも目的を達成するために感情を利用して怒っているのか?」と、自分の感情を冷静に見つめる良い機会になるのではないでしょうか。

 

次回も、大文字教授の教えや庵堂蘭子のキャラクターで、また別の角度からアドラー心理学について分かりやすく知ることができそうです。

 

今後もこのドラマで、アドラー心理学の教えや庵堂蘭子の生き方を通じて、あなたの今後の人生の生き方や在り方のヒントになる部分が大いに出てくるのではないかと思います。

 

引き続きドラマ「嫌われる勇気」のあらすじと感想を書き綴っていきますのでご期待下さい。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

【執筆者】

萩原あみ

日本健康心理学会認定健康心理士
㈱アイ・ディア・ヒューマンサポートサービス認定カウンセラー
㈲スピードコーチング認定コーチ

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