【嫌われる勇気 第3話】あらすじと感想をカウンセラー目線でご紹介!

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1月26日(木)にドラマ「嫌われる勇気」第3話「競争に殺された教師!女対女緊迫の頭脳戦」が放送されました。

 

今回は、殺された女教師と親しかった学年トップの成績である女子高生と庵堂蘭子の頭脳戦です。

 

そして、庵堂のバディである青山年雄は、今回も庵堂の恩師である大文字教授のところを訪ねて行きます。

 

そこで大文字教授は、心理学巨匠の1人であるアルフレッド・アドラーの「劣等感」についての教えを青山に伝えます。

 

ドラマ「嫌われる勇気」第3話のあらすじと感想を、カウンセラー目線でこれから綴っていきます。

 

 

「嫌われる勇気第3話」のあらすじ

名門女子高の数学教師である吉野沙織が自宅マンションで殺害されました。

 

庵堂蘭子や捜査8課のメンバーが殺害現場に踏み込んでみると、部屋は荒らされていて、財布・パソコンなどが持ち去られていました。

 

第一発見者の仁科恵は吉野沙織の教え子で、「部屋に入った時に犯人らしき男いて、その男に後ろから押さえられ、その時鏡に頭をぶつけられて気絶した。」と証言しました。

 

庵堂蘭子は恵に「なぜ吉野先生のマンションを訪ねたのか?」と聞くと、恵は「事件とは関係ない。」と言い、その質問に答えませんでした。

 

翌日、庵堂蘭子と青山は吉野沙織が勤めていた高校へ行き、恵の同級生たちから話を聞きました。

 

同級生たちの証言によると、吉野先生は優秀な教師で生徒からも人気があり、特に恵と親しかったことが分かりました。

 

また、恵については学年トップの成績ということと、普段同級生と全く交流をしていないということが分かりました。

 

その後蘭子と青山は恵の自宅を訪問しました。

 

恵の父親は10年前から海外赴任していて、広い家に母親と恵の2人で住んでいました。恵の母親の美子は「娘が優秀なのは自分ではなく夫に似たせいだろう。」と話しました。

 

また、「娘のために自分にできることは何でもしてきた。」と話す美子に対し、庵堂蘭子は違和感を抱きます。

 

 

大文字教授が伝えたアドラー心理学にまつわる言葉

「あなたの顔を気にしているのはあなただけです。」

 

「『人生とは、他者との競争ではない』ということです。」

 

「競争や勝ち負けを意識すると必然的に生まれるのが『劣等感』です。」

 

「『健全な劣等感』とは他者との比較から生まれてくるものではなくて、理想の自分との比較から生まれてくるものなのです。」

 

「人は誰もが違っています。性別・年齢・知識・経験、、、全く同じ人間なんてどこにもいない。ですが我々は同じではないけれど対等なのです。」

 

「競争には勝ち負けが付きまといます。常に他者を意識し、敗者にならないために勝ち続けなければいけません。競争の中に身を置く人の心は休まることがないのです。」

 

「実際のところ、他者はそれほどあなたのことを気にしていません。」

 

「アドラーは『より優れた存在であろうとする優位性の追求については人間の普遍的な欲求だ』として認めています。『優位性の欲求』とは、自ら足を一歩前に踏み出す意思のことであって、他人よりも上を目指そうとする競争の意思のことではありません。つまり誰とも比較せず、競争することもなく、ただ前を向いて歩いていけばいいのです。」

 

 

周りに流されない庵堂蘭子の言葉

「事件に関係あるかないか私が判断することで、あなたが判断することではありません。「

 

「その推理、明確に否定します。」

 

「その考え、明確に否定します。あなたは恵さんのために吉野先生を殺したんじゃありません。あなたは自分の劣等感を消すため、恵さんを通して人生の生き直しを図ろうとしてきた。その邪魔になるものを余りに安易なやり方で取り除いただけです。」

 

「それはあなたの弱さです。結局はお母さんと離れる勇気がなかったのです。お母さんに反抗していたのもお母さんに認めて欲しかったから。本当に自立していれば、反抗などしません。」

 

 

「嫌われる勇気第3話」の感想

ドラマ「嫌われる勇気」3話のアドラー心理学の教えのキーワードは「劣等感」ということで、

 

「人との競争で生まれる劣等感は、勝ち続けなければならないと思ってしまうので心が休まらない。」

 

「劣等感自体は悪いものではなく、理想の自分と比べる劣等感は健全である。」

 

ということを教えてくれました。

 

社会の中で人と関わっていると、どうしても人は他人と比較してしまいがちです。

 

自分と他人を比べることを「ヨコ比較」、自分と過去の自分を比べることを「タテ比較」と言います。

 

「ヨコ比較」は自分より優れていると思う人と比較するので、ただただ落ち込むだけです。だから、自分の成長を実感できる「タテ比較」をすることが大事だと言われています。

 

この「ヨコ比較」「タテ比較」の考え方と、今回のドラマ「嫌われる勇気」第3話が大いに関連していると思いました。

 

今回、このドラマを観て「人は同じではないけれども対等である。」というセリフが個人的に好きで、対等だから比較する意味がないということをこの言葉を通じて教えてもらいました。

 

人と比べたり。人を押しのけて優位性を持つための劣等感は負のエネルギーになり、自分の心が疲れてしまいます。

 

その一方、理想の自分を描き、その理想を目指して一歩ずつ前に進んでいくために必要なエネルギーが健全な劣等感で、これは自分を成長させてくれます。

 

次回は大文字教授の教えや庵堂蘭子のキャラクターで、アドラー心理学が唱える「自由」について分かりやすく知ることができそうです。

 

今後もこのドラマで、アドラー心理学の教えや庵堂蘭子の生き方を通じて、あなたの今後の人生の生き方や在り方のヒントになる部分が大いに出てくるのではないかと思います。

 

引き続きドラマ「嫌われる勇気」のあらすじと感想を書き綴っていきますのでご期待下さい。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

【執筆者】

萩原あみ

日本健康心理学会認定健康心理士
㈱アイ・ディア・ヒューマンサポートサービス認定カウンセラー
㈲スピードコーチング認定コーチ

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