【嫌われる勇気 第4話】あらすじと感想をカウンセラー目線でご紹介!

2017.02.05公開 2017.02.14更新
 
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2月2日(木)にドラマ「嫌われる勇気」第4話「容疑者は一族全員!承認欲求を否定せよ!」が放送されました。

 

今回は、元大臣の死を巡って、その一族の隠された謎と秘密と嘘を庵堂蘭子が暴いていきます。

 

そして、庵堂のバディである青山年雄は、今回も庵堂の恩師である大文字教授のところを訪ねて行きます。

 

そこで大文字教授は、心理学巨匠の1人であるアルフレッド・アドラーの「自由」「承認欲求」についての教えを青山に伝えます。

 

それではドラマ「嫌われる勇気」第4話のあらすじと感想を、カウンセラー目線でこれから綴っていきます。

 

 

「嫌われる勇気第4話」のあらすじ

元大臣・狸穴勝利の遺体が霊柩車で運ばれようとしているところに、庵堂蘭子と青山年雄が突如現れました。

 

庵堂蘭子は遺族に「死因に疑わしいところがあるので葬儀は中止です」と言いました。狸穴勝利の妻・治子はそれに対し、夫は心不全で死んだのだと主張しました。

 

庵堂蘭子はその言葉を無視して、そのまま遺体を帝都大学の解剖室へ送り込みました。なぜ狸穴勝利の死因が疑わしいということになったのかというと、狸穴家のかかりつけ医が警察を訪ねたからです。

 

かかりつけ医によると、数日前に治子からの連絡で狸穴家に駆け付けたところ、自室で勝利が死んでいました。死因を調べようとすると、治子と長男・寿也、勝利の秘書が即座に反対しました。

 

かかりつけ医はそれを不審に思い、警察に相談しに来たのです。

 

今回もバディである庵堂蘭子の自由すぎる行動に怒った青山は大文字教授を訪ね、アドラー心理学でいう「自由」について尋ねます。

 

大文字教授は「自由とは他者から嫌われることであり、嫌われることを恐れるなということです」と答えますが、青山はいまいち納得がいきません。

 

狸穴勝利の遺体を解剖しためい子は、直接の死因は心不全だけれども、右側頭部に内出血があるということと、遺体の髪にガラスの破片のようなものが付着していたことを報告します。

 

その後、庵堂蘭子は8課の刑事たちと狸穴の邸宅に捜査に行きます。そこで庵堂蘭子は、勝利、寿也、長女・さゆりが写っている家族写真に目をとめたのでした。

 

 

大文字教授が伝えたアドラー心理学にまつわる言葉

「自由」とは、他者から嫌われることです。「嫌われることを恐れるな」ということです。

 

確かに嫌われることは苦しい。しかし、全ての人から嫌われないような生き方は不自由極まりないし、同時に不可能なことなんです。

 

アドラーは、他者から承認を求めることを否定しています。他者から承認されることなど必要ないと。

 

「承認欲求」の危うさはそこです。我々は他者の期待を満たすために生きているのではありません。

 

「認めて欲しい」と思うことは、それは他者の期待をなぞって生きることであり、ひいては他者の人生を生きることになります。

 

自分のことだけを考えて生きればいいのです。「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるのだろうか」これはユダヤ教の教えにある言葉であり、アドラーの考えとも通じるところです。

 

承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分の考えを貫くことはできない。つまり、自由にはなれない。

 

 

周りに流されない庵堂蘭子の言葉

葬儀は中止です。嘘泣きも中止で結構です。

 

その考え、明確に否定します。言ったじゃないですか。嘘つきは一人じゃないって。

 

いいえ。この方々は狸穴の家を守ろうとしただけです。

 

人生の結末を引き受けるのは、自分しかいません。

 

 

「嫌われる勇気第4話」の感想

ドラマ「嫌われる勇気」4話のアドラー心理学の教えのキーワードは「自由」そして「承認欲求」です。

 

今回のストーリーで「自由とは人から嫌われること。」「他人の期待に応えるために生きることになるため、人からの承認は必要ない。」また、「人に嫌われないようにして生きることは不可能であり、不自由極まりない。」ということを教えてくれました。

 

さらに「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるのだろうか」というユダヤ教の教えにある言葉もありました。

 

「自由」の対義語は「安心・安全」です。

 

「人から嫌われないようにする」ということは、自分を安心・安定させるための行為なのかもしれません。

 

人の言いなりになること、人の期待に応えようとすることは社会生活において安心・安定するかもしれないけれど自由ではありません。

 

自分の気持ちを押し殺したり、我慢しているから当然苦しくなります。

 

しかも残念なことに、その行為は完全・完璧ではありません。100%人から嫌われないなんて、有り得ないのです。

 

「自由」と「安心・安全」は対立しているので同時に得ることはできません。

 

あなたの人生は誰かの人生ではなく、紛れもなくあなたの人生なので、あなたのために生きていってほしいものです。

 

次回は大文字教授の教えや庵堂蘭子のキャラクターで、アドラー心理学が唱える「課題の分離」について分かりやすく知ることができそうです。

 

今後もこのドラマで、アドラー心理学の教えや庵堂蘭子の生き方を通じて、あなたの今後の人生の生き方や在り方のヒントになる部分が大いに出てくるのではないかと思います。

 

引き続きドラマ「嫌われる勇気」のあらすじと感想を書き綴っていきますのでご期待下さい。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

【執筆者】

萩原あみ

日本健康心理学会認定健康心理士
㈱アイ・ディア・ヒューマンサポートサービス認定カウンセラー
㈲スピードコーチング認定コーチ

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