【元河合塾生座談会】臨床心理士指定大学院合格への道のりとは?

2017.02.28公開 2017.04.23更新
 
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臨床心理士を目指す上で、避けては通れない「臨床心理士指定大学院」への入学。

 

独学だけでは、合格はなかなか難しいからこそ、予備校がどんな場所か知りたいところですよね。

 

そこで今回は、河合塾KALSに通い、見事合格を掴み取った3人の元塾生に、合格までの道のりや河合塾KALSへのホンネの気持ちを伺いました。

 

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元河合塾KALS生の合格体験記

はじめに自己紹介をお願いします

Aさん:立教大学の大学院で臨床心理学を専攻しています。現在は大学院2年目になりまして、もうすぐ卒業になります。

 

河合塾KALSには、大学4年生の4月から通い始めて、半年間のコースで大学院受験をしたという感じになります。

 

学部の頃はコミュニティ心理学を専攻していました。大学院では自閉症支援や発達障害に関わる仕事をしたいと思い、応用行動分析のゼミに入りました。

 

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Bさん:今、大正大学の大学院に通っている修士1年生です。大学を卒業後、社会人を1年半ぐらい経験していました。大学の学部学科は心理じゃなかったので、心理学に関しては初学者として河合塾KALSに入校ししました。

 

Aさんと同じく半年のコースでしたね。もともと、勤労者のメンタルヘルスに興味があり、現在大学院ではキャリアに関連した分野について主に学んでます。

 

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Cさん:私は大学の学部から臨床心理学を専攻していました。高校生の時から「臨床心理士になりたいな」と思っていたので、大学進学をするときから、すでに大学院も視野に入れていました。

 

自分の通っていた大学の大学院もありましたが、「違う大学の大学院に行こうかな」と思い、前期の受験では独学で勉強をしていました。

 

ただ、前期の受験で志望していた大学院に落ちてしまって…。

 

後期の試験で「どこか受けようかな」ということを考えていくうちに、「色んな情報を得るためにも河合塾KALSに通おう」と思い、通い始めました。

 

秋入試が終わった後、11月ぐらいに河合塾KALSに入って、後期の試験では、結局自分の通っていた大学の大学院に受験してなんとか合格できました。

 

現在、大学院では質的研究を主に行っている研究室に入っています。分野としては、うつ病の方を対象にした研究を行っているところです。

 

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なぜ臨床心理士に?

臨床心理士を志したきっかけを教えてください

Aさん:臨床心理士を志したのは、高校時代になります。でも、最初は小児科のお医者さんになりたかったんです。ただ、数学がめちゃくちゃ苦手で、どうしてもできなくて…。

 

それで、文系か理系かの進路で迷っていた時に、先生に「理系には行くな」って言われてしまい、医者の道は断念することにしました。

 

ただ、「人と関わる仕事がしたいなら、医療だけじゃなくて心理の分野もあるんじゃない?」と言われて。

 

臨床心理士として、聞く方が必要なのかもしれないですけど、人と話すことも好きだったので、「そういう進路も良いかな」と思い、臨床心理士を目指し始めました。

 

 

Bさん:私は、もともと学部学科が心理学ではないですし、大学卒業後は金融機関で営業をやっていました。

 

臨床心理士と全く関係ないように思われるんですが、働いている中で、周りの人が精神的に不調になって、同期が半分ぐらい辞めていくっていう状態になって…。

 

すごく仲の良かった先輩も精神的にかなり不調になってしまったんですが、「辞めたい」けど責任あるポストだったので「辞められない」という状態で。

 

「働く人の心理的支援って、必要とされてるのに届かないものなんだな」と肌を感じ、臨床心理士になって、働く人の心理的なサポートができると良いなと思って目指しました。

 

 

Cさん:私はお二人みたいな立派な話はないんですけど、もともと色が好きで、色彩心理学に興味を持つようになったのが始まりです。

 

それで高校の時に、論文を書く授業があって。論文のテーマを自分で選べたので、色彩心理学に関して書いたんです。

 

色彩心理学に関する本を読んでいく中で、臨床心理学に出会って、「臨床心理学、すごく面白い」と思い、色々と調べていく中で、臨床心理士を見つけた、という感じです。

 

 

合格までの道のり

志望校に合格できたポイントは何でしたか?

Aさん:私は立教大学の大学で、且つそのまま大学院だったので、先輩などから受験に関する情報は集まって来やすい部分があったと思います。

 

その中で、大学院に合格できたポイントというのは「自分のマネジメント」かなと思っています。

 

勉強のリズム作りをしっかりマネジメントするという意味でも、河合塾KALSで周りの受験生のデキる雰囲気を感じながら、自分を奮い立たせていましたね

 

あとは、ずっと先生に付きまとって、分からないところを質問していました。エレベータが来るまでのちょっとした時間でも、先生に聞いたりして。

 

 

Bさん:私は、もともと心理学部卒ではなかったので、心理テストと心理検査の違いが分からないぐらいの知識でした。

 

心理学の用語も全然分からなかったので、イチからがっつり勉強する必要がありました。

 

河合塾KALSには、心理学概論という授業があるんですけど、その授業の予習と復習を最初は相当やりましたね。

 

予習は多い時で3時間ぐらいやって、それから授業に出て、復習をして…という形で、徹底的に基礎固めをしました。それにプラス、過去問を解いてみたり。

 

それで、なんとか志望校には合格できましたので、基礎固めと過去問分析は合格する上で一番のポイントだったかなと思いますね。

 

 

Cさん:私は、最終的には自分の大学から大学院に行ったので、先輩から10年分ぐらいの過去問をもらって勉強していました。

 

ある程度、勉強した段階で河合塾KALSに入ったということもあったので、まずひたすら過去問を分析しました

 

用語解説の問題も、「過去の試験では、どこの分野から出題されていないか」というところまで全部調べて、出ていない分野の用語解説をひたすら書いて、先生に全部見ていただいて…ということを繰り返していました。

 

論述の問題も自分の書いた内容をチューターの方をはじめ、色んな人に見ていただいたこともありました。

 

先生にも「ここの部分は何て書けば良いですか?」といった感じで、本当に細かい所までお聞きして、論述問題の対策もできたことが一番だったかなと思います。

 

 

どんな予備校生活を送っていましたか?

Aさん:私は、通常の授業以外で、自習室を使ったり、DVDで授業をもう1回観たりということはしないタイプでした。チューターの所にも2回ぐらいしか行ったことなくて。

 

自分で自立してやるためにも、対面式のライブの授業をしっかり受けることによって、自立心や自制心も持ってリズム作りをすることを大切にしていました

 

何よりも役に立ったのは、授業で使っていた教材です。

 

自分だけで勉強するのでは、すごく時間がかかってしまう部分を凝縮して学べるので、教材のテキストと先生が作ってくださったプリントは、とても重宝しました

 

 

河合塾の先生ってどんな感じですか?

Aさん:優しい先生もいらっしゃれば、ぱっと見で厳しそうな先生もいます。どの先生にも共通しているのは、1対1で話すと、すごく優しくて、色々と教えてくださいました。

 

ただ、先生に聞く時も受け身ではなく、「こんなにやる気があるんです」というのを見せると、先生もだんだんたくさん話してくれて、聞きたいことが聞けたように思います。

 

ただ受け身なんじゃなくて、自分から行くっていうのは、自分としても励みになったし、「頑張ろう」って思えたかなって思います。

 

 

Bさん:私の場合、心理学の知識はほぼゼロで、本当に右も左も分からずでしたので、自習室をかなり使って勉強していましたね。

 

私だけかもしれないんですけど、家だと全く何もやらないんですよね。テレビ観たり、マンガ読んだり…みたいな感じだったので。

 

「ここに来たら勉強する」というモードで、長い時は河合塾KALSに11時間ぐらい、朝から晩まで勉強していたこともありました。

 

授業の教材に合わせた勉強と、過去問とかを見て、「どういうところを勉強しなきゃいけないのか」を自分で分析して。

 

分析が出来たら、あとはひたすら勉強!といった感じの予備校生活を送ってましたね。

 

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初学者で自習するのは大変では?

Bさん:もちろん、最初は分からない所が多かったです。教材を読みながら、分からない所が出てきても、「そういうものなんだろうな」と暗記しちゃうこともありました。

 

ただ、河合塾KALSの教材が結構分かりやすくて助かりました

 

ある程度、教材に沿った勉強をしていくと、過去問を見た時に、だんだん分かるようになっていきましたね。

 

研究計画指導をしてくれた先生も、優しい方で、適度に現実も見せてくれるバランスが取れた関わり方が良かったです。

 

 

Cさん:私は、後期の半年コースで入ったんですけど、9月に終わった前期の試験で良い結果が出ず、燃え尽きてしまって。

 

その後、11月ぐらいに河合塾KALSに入会をしたので、後期の半年コースの途中から参加するという感じでした。

 

すでに後期の授業が4,5回終わってしまっていたので、「とりあえず過去の授業のDVDを観よう」と思って、朝から晩まで基本的には河合塾KALSにいました。

 

河合塾KALSに入る前、自分で勉強していた時間が結構長かったので、自分が足りない所をピックアップして授業受けたりもしていて。

 

河合塾KALSに入った最初の頃は、本当にやる気がなく、前期の試験で燃え尽きて「疲れたな」と思っていた時期がありました。

 

ちょっとしんどい時は、チューターさんと話す機会を持つようにしていました

 

チューターさんとの面談が終わった日に、次の面談の予約をして「それまで頑張ろう」みたいな感じで。チューターさんに会いに行くことを1つの基準にしていました。

 

 

教科書や参考書はたくさん買いましたか?

Aさん:私の場合は、ほぼ河合塾KALSのテキストと資料でした。あとは、河合塾KALSの先生が執筆した市販の「キーワード集」や『よく分かる臨床心理学』といったところでしょうか。

 

自分で買った3~4冊ぐらいが、一番の武器だったかなとは思います。

 

 

Bさん:私もほとんど、河合塾KALSの教科書をベースに勉強をしていました。

 

河合塾KALSの教科書に載っている内容って、先生たちがしっかり検討して作られたものなので、それを信頼して、ずっと使っていました

 

あとは、受験校の傾向に合わせた勉強が必要になってくるので、いくつか参考書は買いましたね。河合塾KALSの監修ではない本だと多分5冊ぐらい。

 

それに、河合塾KALS監修の参考書が3冊ぐらい。買った本としては、多分10冊いかないぐらいですかね。

 

 

Cさん:私は河合塾KALSのテキストの他だと、河合塾KALSの先生が出している市販の本と、受験校に特化した本を4~5冊、後は臨床心理学系の本も何冊か買いました。

 

でも最終的には、河合塾KALSのテキストが中心で、あとは受験校に特化した本を数冊という感じで勉強していました。

 

 

受験で心が折れたとき

Aさん:心が折れそうだった時は何回かありました。

 

1回目は英語が本当に苦手で、英語ができなさすぎて「どうしよう…」となっていました。

 

周りのみんながすごくできるように、なぜか見えてしまうので、「絶対自分が一番悪そう」みたいな感じで、不安になる時期がありました

 

それでも、「必ず単語は見続けよう」というように「必ずこれだけはやる」と決めたことをやり続けることを、自分のモチベーションを保つためにもやっていました。

 

あとは、心理学を既に学んでいるはずであったのに、「大学の授業と受験は本当に別物だな」というふうに感じることがあったんです。

 

「どこまで勉強したら良いんだろう」とか、「今までどれだけ、できてなかったんだろう」という悲しさにうろたえるというか。

 

その時の辛さは家族に相談することが私は多かったので、「こういうことがあって、理想と現実のギャップを感じるんだよね」という話を聞いてもらって。

 

「大丈夫だよ」って励ましてもらって、また頑張るということを繰り返していましたね。

 

最後に心が折れたタイミングは、大学院の受験の1か月前です。精神的に一番辛かったです。

 

今までやってきたノートとか、積み重ねてきたものが目に見えてたくさんあるけれども、「これまでやってきた私の道は、本当に合ってたのだろうか」と。

 

なぜだかそう考えてしまって。そこで「自分を信じる」という気持ちを大事にして、好きなものを食べたりとか、本を読んだりとか、ゲームをしたりと発散をしながら、1か月間を過ごして、やっと合格という感じでした。

 

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Bさん:心折れるタイミングなんて、半年間で何百回あったか知らないぐらい、ほぼ毎日折れてたぐらい心は折れていました(笑)。

 

私の場合は、趣味が一人カラオケで、河合塾KALSの近くのカラオケ屋さんに、多分週1ぐらいで行って発散して「頑張ろう」って切り替えていました。

 

あと、自習室にいると本当に受験生の人がいっぱいいて、「みんな頑張ってるんだから、私も頑張らなきゃいけないな」と思ってモチベーションを保っていました。

 

研究計画指導については、初学者なので、そもそも自分が興味を持っていることが研究になり得るかが分からなかったんです。

 

それで、漠然とした仮説みたいなものを先生に一緒に聞いていただいて、「こういう風にするといいかもしれないね」って。

 

本当に小さい日常の疑問みたいなところから、研究仮説までアドバイスしてくださったので、「絶対に一人では研究計画書は仕上がらなかったな」と思いますね。

 

 

Cさん:私は大きく心が折れたのは3回かなと思っていて。1回目は前期の受験で志望校に落ちた時です。

 

落ちて2か月間は一切、心理学の本を開かなかったです。ただそれがある意味で、ストレス発散にもなって。

 

河合塾KALSに入った時も最初はやる気がなかったんですけど、「やらなきゃいけないな」という気持ちもどこかにあったので、ちょっとずつ気持ちも上がっていきました。

 

それでも、過去問を解いていたりしていても、勉強してると「難しい問題ができないといけない」みたいな感覚がすごくあって。

 

「なんでだめなんだろう、これ解けなかったら受かんないかもしれない」「後期もだめかもしれない」と思った時がありました。

 

それでチューターさんの所へ相談をしに行った時、

 

「難しい部分ばかりやっていても多分だめだよ」

「一番簡単な基礎的な部分をしっかりやっていくのが良いと思う」

「スモールステップで」

 

と言われて、それらの言葉がすごく支えになりました。

 

それから、あんまり難しすぎる所をやらずに、基本的な所をしっかりやることで、毎日何かしら「これが解けた」といった自己肯定感を高めることを繰り返していって。

 

最後に心が折れそうになった時は、後期の入試の1週間前か2週間前ぐらいの時でした。「ついに来てしまった、後期の入試が」みたいな。

 

「また、だめかもしれない」と思って。そしてまたチューターさんの所に行きました。

 

「ここまでやってきたから大丈夫だよ」という風に言ってもらえたのが本当にありがたくて、最後1週間をなんとか耐えたという感じでしたね。

 

大学4年生の後期は、授業もなくて、就活した友達は旅行行っちゃうし。家族しかしゃべる人がいない状況でした。

 

「話す人がいないのはやばい」と思って、とにかくチューターさんにお話ししていたという感じです。

 

 

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読者へのメッセージ

臨床心理士指定大学院を目指す読者へメッセージを

Aさん:私は最初の頃、数学ができずに悩むこともありましたが、もしかしたら読者の皆さんも、「この進路が自分に合ってるのかな」と考えることもあると思います。

 

多分、その時々によって、やりたいことや挑戦してみたいこと、自分に合ってる、合ってないことというのが変わってくるかもしません。ぜひ、その時々の気持ちを胸に留めておいてほしいなと思います。

 

これから臨床心理士として、人間性や経験、自分の個性というものがすごく大事になってくると思うので、初心の気持ちも忘れないように、私はその時々の気持ちをノートに書いていました。

 

一人間として成長していきながらも、「臨床心理士として、何か人の役に立ってみたい」とか「心って面白いな」と思う気持ちを持てる人であれば、続けられるとは思います。

 

 

Bさん:おっしゃる通りで、初心はすごく大事ですよね。

 

「臨床心理士になりたい」と思うきっかけは人それぞれで、年代もいろんな方いらっしゃいます。

 

私みたいに、社会人としての経験を積んで、心理学を勉強してない人間でも、初心や臨床心理士を志したきっかけを大切にしながら勉強すればきっと頑張れると思います。

 

「臨床心理士になりたい」と思った強いきっかけを忘れないで、ぜひ合格目指していただきたいなと思ってます。

 

 

Cさん:私もまだまだ大学院に入ったばかりではありますが、すごく心に残っている言葉があります。

 

心理学部を卒業する時に、先生が

 

「世の中は前に進んでいくし、経済学部などはみんな前に進むために働くけど、心理学部卒なら、世の中が前に進んでいる背景に、苦しんだり悩んだりしている人がいるということを忘れないで欲しい」

 

ということを言われたことがすごく心に残っていて。

 

臨床心理士は、悩みを抱えていたり、生きづらさを抱えている人たちのお話を聞いたり、受け入れたりしていくお仕事だと思います。

 

そういった人の背中をそっと押してあげられるようなところが、私にとっては「素敵なお仕事だな」と思います。

 

是非そういう気持ちを持ってらっしゃる方がいらしたら、頑張って欲しいなと思います。

 

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PHOTO by 齋藤郁絵

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