一人暮らしの不安を安心に!各種手続きリスト、知っておきたい社会資源をご紹介

2017.03.28公開 2017.03.31更新
 
シェア
ツイート
はてブ
お気に入り
共感
24

一人暮らしは、何かと不安なものです。体調を崩したり、夜に何かの音が聞こえたり、停電したりした時、自分ひとりで対処しなければなりません。

 

そこで今回は、そんな一人暮らしの不安を、安心に変えるために、押さえておくべき、自治体等のソーシャルリソースチェックリストについて、ご紹介します。

 

 

自治体での手続きが必要なチェックリストは?

一人暮らしを始める時には、さまざまな自治体での手続きが必要になります。

 

・転出届(今の居住地)

・マイナンバーカードの住所変更(新しい居住地)

・転入届(新しい居住地)

・世帯主の変更

・国民年金、国民健康保険証等の住所変更

・上下水道の手続き

・郵便物の引っ越し先への転送

・運転免許の住所変更

・銀行、保険などの住所変更

 

また、福祉に関する手当については、転居する自治体によって手当の額などに違いがあります。そのため、新しい区役所での申請・手続きが必要になります。

 

今はネットで「○○市長村 役所」と検索すると、「手続き・証明書」などのバナーがあり、そこをクリックすると、詳しい方法や必要な書類・窓口が書かれています。

 

郵送で届けることも可能な書類もあるようです。まずは、転居先の区役所のHPを確認し、余裕をもってチェックすることが大切です。

 

郵便物の引っ越し先への転送については、郵便局のHPをクリックするとわかりますし、運転免許の住所変更は、転居先の警察署もしくは運転免許センターが対応します。

 

お住まいの警察所連絡先は市のHP「安全・防災」などをクリックすると情報を得ることができます。

 

 

引っ越しトラブルを避けるチェックリスト

引っ越しも大イベントです。水下水道、電気、ガスなどのライフラインの手続きも必要になります。

 

・水道の停止、開始の手続き

・電気の停止、開始の手続き

・ガスの停止、開始の手続き

 

これらを行うために、今の電気・ガスの契約先はどこか、新しい地域の電気・ガス会社やどこで契約するべきかをチェックする必要があります。

 

水道については、市町村の水道局に連絡することになります。手続きはインターネットで行うことも可能です。引っ越し日時がはっきりしたら、連絡しましょう。

 

また、水道局のHPには、水にまつわるトラブルや、引っ越し時に起こりやすいトラブル、悪徳業者に引っかからない対策など有益な情報も得ることができます。

 

私も、引っ越しの際に「水道局から依頼された」と言われ、誤って家に上げてしまい、苦労した経験があります。

 

HPを一読しておくだけでも心構えが変わりますのでチェックしてください。

 

電気・ガスは戸建てかマンションかでも違いますし、地域によっても違います。マンションなどは全体で契約している場合も多いため、引っ越す前に管理業者に確認することが大切です。

 

また、引越しについてのトラブルも発生します。

 

私も10回以上引っ越しを経験する中で、契約内容が違う、物が破損していたことにあとで気が付いたことがありました。

 

特に、初めての一人暮らしの場合には、業者によっては高い金額を持ちかけられる、約束した人数よりも少ない人数で対応されてしまうこともあります。

 

・電話での内容の復唱と対応した相手の氏名

・引っ越し業者名、引っ越し担当者の名前

・契約書、受領書

 

などを必ず保管し、何か起きた場合には、

 

・市の消費者生活総合センター (市のHPからアクセスできます)

国民生活センター

 

に相談することも可能です。

 

また、廃棄物についてのチェックも大切です。

 

・ゴミ置き場はどこか

・ゴミを捨てる曜日はいつか

・ゴミの分別はどうすればよいか

 

などを知らずにルールを乱すと、ご近所とのトラブルに発生しがちです。

 

ごみの収集所などは、市の担当清掃事務所や廃棄物対策課などで知ることができますし、清掃事務所や環境センターなどのゴミの出し方に関することを知ることができます。

 

市のHPなどで「家庭で出るごみ」で検索すると、自分が知りたい情報を得ることができます。

 

手続で市役所などに訪問した時などに「家庭ごみの出し方マニュアル」などのパンフレットをもらっておくこともおすすめします。

 

 

体調管理に必要なチェックリストは?

一人暮らしの一番の気がかりは、体調を崩したときの対応です。今は元気であっても引っ越しの疲れで体調を崩すことはよくあることです。

 

また、高齢者の家族を残しての一人暮らしは、不安を残したままの引っ越しになります。

 

そのため、

 

・近所の病院、クリニックの場所・診療科

・保健センター

・心の相談窓口

・居宅支援事業所

・介護支援

・民生委員

・社会福祉協議会

 

などの窓口を知っておくことが大切です。

 

社会福祉協議会が何をしているかを知っている人は少ないと思います。

 

福祉や自立支援に関する相談・情報提供・支援、民生委員や児童委員活動への協力、ボランティアや市民活動などの協力を行っている場所です。

 

介護や自立支援、高齢者見守りに関する情報を得ることができ、そこから地域につながるきっかけになります。

 

福祉医療機構が運営する福祉・保健・医療の総合情報サイト

政府広報オンライン

ふれあいネットワーク 全国社会福祉協議会

・市報

厚生労働省 みんなのメンタルヘルス

 

などのHPの情報やリンクなどをチェックして、有用な情報を確認してみましょう。

 

公的な相談窓口は、意外にたくさんあるのですが、健康な時にはチェックしないため目につかない情報です。

 

ですが、知っておくと安心して一人暮らしができる情報です。

 

夜間などに体調を壊した場合には、「○○市」休日夜間診療などで検索をすると、夜間に対応している診療所の情報を得ることができます。

 

 

慢性疾患などを抱えて一人暮らしを始めるときには

 

・現在の主治医の診療情報提供書

・お薬手帳

・ケアマネージャー、ソーシャルワーカーの事業所・氏名

 

などもチェックリストに挙げてください。自分で説明するよりも、医療者同士で連絡を取り合うことが、説明する不安を軽減することになります。

 

 

がんや難病についての相談窓口は

国立がん研究センター がん情報サービス

難病情報センター

 

に、相談窓口や支援センターなどの設置場所が記載させていますので要チェックです。

 

 

災害に備えるためのチェックリストは?

一人暮らしで不安を感じる出来事の一つに災害があります。

 

大きな災害が発生するとライフラインも停止しますし、家族との連絡も取れなくなる可能性があります。そのため、災害時の準備はとても大切です。

 

・災害ダイヤル(171)

・避難所の場所

・自治会の連絡先

・防災グッズの準備

 

などは知っておくべき情報になります。

 

災害ダイヤルは災害時に通信がつながりにくくなった場合に開始される伝言板ですが、一人暮らしをきっかけにご家族で体験しておくことをお勧めします。

 

NTT東日本

NTT西日本

 

また、携帯各社でも同様のサービスを行っています。万が一のために登録することで家族と連絡が取れなくなる不安が軽減します。

 

自分が住んでいる避難所情報は、県や市のHPの「避難所場所・避難所」を検索することで調べることができます。

 

また「防災情報メール」に登録することで、気象警報注意報、地震除法、避難情報、危機管理情報、避難所開設情報などを知ることができます。

 

自治会情報も、「○○市、自治体」で検索すると市のHPの該当するページが出てきます。

 

自治会の活動は必要ないように思うかもしれませんが、災害時の連携や地域の人とつながりたい時には入っておくことが支えになります。

 

防災グッズの準備は、次にHPがおすすめです。

 

あなたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン

NHK備える防災

 

 

まとめ

一人暮らしをするときに、簡単にできるサイトに飛びつきがちですが、自分が今住んでいる市と、新しく住む市のHPをまずはチェックして、引っ越しの手続き・上下水道・家庭のごみ出し・健康相談窓口を調べてみて下さい。

 

また、防災なら防衛庁や政府広報オンライン、心や体の健康・介護・福祉の情報は厚生労働省をチェックすると、地域の相談先を検索することもできます。

 

一人暮らしを安心して過ごすために、自分から情報を得て新しい場所でもすぐに生活できるように、イメージトレーニングをしておきましょう。

 

 

【執筆者】

村松真実 看護師・心理相談員

LINEバナー
シェア
ツイート
はてブ
お気に入り
共感
24

関連記事