うつ病と診断された大学生時代のこと【ワクイヒトシさん第2回】

2017.03.30公開 2017.05.10更新
 
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読者の中で、うつ病を患っている方は、「うつ病になったのは、これが原因だ」と断言できるきっかけはありますか?

 

「会社員時代のストレスのせいだ!」

「会社の人間関係のせいだ!」

 

いろいろな方がいるかと思いますが、私の場合は、実はこれといってありません。

 

なぜなら、気づかないうち、いろいろなことをしていたからです。

 

今回は、私がうつ病になったきっかけと思うことについて、うつ病と診断された当時の生活を振り返って執筆したいと思います。

 

 

うつ病と診断された大学時代

うつ病と診断された大学4年生の時、私はどんな生活をしていたのか、

 

簡単に箇条書きをしてみます。

 

・学園祭実行委員会の活動

・ゼミナール連合(ゼミ対抗のイベント企画等)の活動

・経済学を勉強するインカレに所属

・スタディツアーを企画する現一般社団法人のサイト制作

・学習塾、採点のアルバイト

・レストランのアルバイト

・ゼミの研究、卒業論文

・大学院授業の特別履修

・資格試験の取得のための勉強

・内定者研修

 

ざっと、こんなことを詰め込んで生活していました。

 

なので、何が根本的なうつ病の原因なのか、まったくわかりません。

 

 

うつ病の原因は?

会社員時代にうつ病になっていた場合、それは仕事のストレスであったり、人間関係がうまくいかないことが原因だったと、明確に言える方もいるかも知れません。

 

しかし私の場合は、そのように特定できるものがありません。

 

強いて言うならば、それは、「生活の不摂生」だったのではないかと思います。

 

上記の通り、いろいろ詰め込んだ結果、オーバータスクで、過労で、睡眠不足で、食生活も悪くなり、いろいろと不摂生が重なった結果だといえるかもしれません。

 

 

休むことすら考えられなくなった

「そんなに動き回って、結局うつ病になって、馬鹿なの?アホなの?」

 

そんな声が聞こえてきそうです。

 

が、一番皆様に知ってほしいポイントでもあるのですが、私が思うに、精神的に病んでくると、制御が効かなくなるどころか、「休むこと」「諦めること」を考えることすらできなくなると思います。

 

某広告代理店の過労死事件ありましたよね。

 

「なんで会社辞めないのか」

「どうして休まないのか」

 

そんな声をたくさんネットで見かけました。

 

上にも記載した通りで、精神的に追い詰められてくると、“休むこと、諦めることを考えることすらできなくなる”と、私は思います。

 

私は、正にその状況に陥っていました。

 

何かにとりつかれたように、Googleカレンダーの空きを必死に埋めていました。

 

でも、少し他の人と違う点だと思うこと、それは、すべての活動を、私自身が好んで、自発的にしていた点です。

 

 

意図的に休む時間を作る

まず、意図的に休む時間を作ることが大切だと思いました。

 

休むことに罪悪感を感じる方がいたら、それは考えを改めた方がいいと思います。

 

余裕を持った生活をしないと、パフォーマンスも悪くなります。

 

人間の稼働は限界があります。

 

休むことを考えられなくなってしまわないよう、少しでも共感していただける方がいらっしゃいましたら、意図的に、休む日を作ることをお勧めいたします。

 

 

wakui_1【執筆】

ワクイヒトシ

1991年生まれ。新潟県新潟市出身。大学4年の時、サークル・部活4つ、アルバイト2つ、ゼミ、卒論、大学院授業履修、資格試験勉強、内定先の研修などが重なり、軽度のうつ病を発症。後に、そのままIT系の会社に就職。3年目の時、不眠症の発症やうつ状態の悪化など、明らかにうつ病の症状が悪化したため、3年弱で退職。現在は高知県高知市に移住し、フリーランスとしてWeb制作等を中心に活動中。

 

 

【うつ病のまとめ記事】

 

 

ワクイさんインタビューはこちら

【Part1】当事者が語る、うつ病の初期症状や対応とは?

【Part2】当事者が語る、うつ病の就職問題や今後とは?

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