ゲイ=LGBTの人?【鈴木茂義さん 第4回】

2017.04.02公開 2017.05.13更新
 
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こんにちは。シゲ先生です。あなたは今日、どんな1日を過ごしましたか?

 

いい1日でしたか?冴えない1日でしたか?

 

私は、朝の5時半くらいに目が覚めました。外は青空で、鳥の鳴き声も聞こえます。

 

もう、真冬のような張りつめた寒さはなく、空気も温かい感じがしました。

 

仕事の準備をして出かけます。花粉症が辛いので、マスクは必須です。

 

家の近くのピンク色の梅が、青空にとてもよく映えていました。駅まで少し遠回りをして、散歩をしました。

 

街路樹の木蓮が、白い花をきれいに咲かせていました。

 

地下鉄に揺られて、小学校に到着。

 

今日は事務仕事を中心に進め、定時で退勤しました。

 

とある都市銀行で銀行口座を開設し、そのあと家に帰ってきました。

 

そして今、この記事を書いています。

 

夜は、友達とご飯を食べに出かけます。

 

友達と飲むのが、ささやかな幸せです

 

 

なんてことない毎日

なんてことない、実にささいな日常を綴ってみました。

 

朝の散歩途中に、ふと聴きたくなった曲がありました。それはMr.Childrenの「彩り」という曲です。

 

♪僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の 笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑♪

 

なんてことない日常をあなたに伝えようとしている僕にとって、今朝はこの歌詞が心に響きました。

 

 

シンプルに生きる

「楽しいことが山ほどある。」

「毎日ワクワクする出来事がある。」

 

そんなカラフルな色鉛筆のような毎日も、楽しいかもしれません。

 

しかし、実際はそうではないことが多いです。モノクロでシンプルな毎日を、淡々と送っています。

 

もちろん、それが悪いということではありません。そうしたシンプルな日常の中にも、良さがあります。

 

私は来月、39歳になりますが、シンプルな日常を積み上げる楽しさがわかってきた気がします。

 

 

シゲ先生、LGBTの人でしょ?

とはいえ、長い付き合いの友達には、今の私の生活はシンプルに見えないときもあるようです。

 

少しずつですが、LGBTや教育のことを発信するようになったからでしょう。

 

先日は、

 

「シゲ先生、LGBTの人でしょ?(笑)」「みんなそう思っていますよ。」

 

と言われました。それを聞いて、笑ってしまいました。

 

今はLGBTのことも、無理なくやっています。自分が全てできるわけではないし、24時間LGBTをやっているわけではないからです。

 

 

引き算は難しい

シンプルに生きるために、自分の生活や心から不必要なものを減らそうと思っています。

 

ついつい、「あれも欲しい」「これも欲しい」と物が増えていってしまいます。人間関係も、そうかもしれません。(友達を邪険に扱うということではありません)

 

数字も物も、足し算は簡単なような気がします。減らすのが難しいです。シンプルは難しいです。

 

そういえば、小学校1年生でも、引き算を教えるのは難しいなと感じます。

 

8+9=17はそんなに難しくない。17-5=12もなんとかできる。でも17-9になると、途端に難しくなります。

 

たくさんの物に囲まれた生活から、一気にたくさんの物を減らそうとするのが難しいのは、この繰り下がりの引き算からも感じられるかもしれません。

 

 

数回の引っ越しを経験して

私はここ数年で、3回の引っ越しを経験しました。引っ越しの度に家具を減らし、服を減らしました。

 

部屋やクローゼットがすっきるするのはもちろんですが、心もとてもすっきりすることに気づいたのです。

 

物を減らす楽しさに気づいてしまいました(笑)

 

それからというもの、どこまで物を減らせるかというチャレンジが始まりました。やはり手放せば手放すほど、心がすっきりします。

 

「物に執着しなくても、私は生きていける」

「ささやかな日常の中にも楽しみはある」

「物を手放すことで、自分に対する自信が増す」

 

ということに気づきました。更にシンプルにできるでしょうか。

 

 

さいごに

「ささいな日常」「シンプルに生きる」ということをキーワードにして、お話をしてきました。いかがでしたか?

 

もしあなたが、今の日常を退屈だと感じていたり、つまらないと感じてたりしたら、一度立ち止まって考えてみることをおすすめします。

 

散歩に出かけて、ゆっくり歩いてみましょう。

太陽の光をたっぷり浴びてみましょう。

 

きれいに咲いている花はありませんか?

 

公園の木々に、春の訪れが感じられませんか?

 

「立ち止まる」ということは、「前に進む」と同じくらい大切なことです。

 

さて、明日はどんな1日になるでしょうか。どんな1日にしましょうか。

 

モノクロの日でも、赤 黄色 緑の日でも、どれも素敵な1日です。

 

明日の色を、シンプルに楽しみましょう。

 

また次回の記事も、お楽しみに!

 

 

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【執筆】

鈴木茂義  東京都の区立小学校非常勤講師

専門は小学校全科、特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。茨城県、北海道、東京都で小学校勤務を経て現職。教育研究会や教育センターでの講師経験も多い。児童生徒へ性の多様性や生き方を伝えるため、2016年にゲイであることをカミングアウト。小学校勤務の傍ら、LGBTと教育に関する講演活動を行っている。

 

 

▼以前の記事はこちら▼

 

 

鈴木さんインタビューはこちら

【第1話】LGBTと向き合う小学校の先生…学生時代に味わった性への葛藤とは?

【第2話】ゲイをカミングアウト…その時の率直な思いや周囲の反応とは?

【第3話】ゲイを告白して激怒された話と素朴な想い

【第4話】世の中には色んな人がいることをポジティブに伝えたい

 

 

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