【嫌われる勇気 ドラマ最終回】感想を心理カウンセラーの視点でご紹介!

2017.03.29公開 2017.03.31更新
 
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3月16日(木)ドラマ「嫌われる勇気」最終回「8係最後の事件!真犯人はそこにいる!!」が放送されました。

 

今回で、このドラマも最終回を迎え、過去の庵堂蘭子の誘拐事件や父親の失踪事件の謎がついに解明されます。

 

まだ怪我が完治していないのに病院を飛び出した、庵堂のバディである青山年雄の身体は果たして大丈夫なのでしょうか?

 

前回のストーリーで怪しかった大文字教授は、やはり一連の事件の黒幕なのでしょうか?

 

それではドラマ「嫌われる勇気」最終回のあらすじと感想を、カウンセラー目線でこれから綴っていきます。

 

 

「嫌われる勇気最終回」のあらすじ

怪我が完治していなまま病院を抜け出した青山は、大文字の研究室に向います。

 

部屋の中で庵堂蘭子の居場所の手がかりを探していると、大文字教授の机の引き出しの中に入っていた古びたファイルを見つけます。

 

そのファイルには18年前の庵堂蘭子の誘拐事件の記事や、赤い印が付いている森の地図が入っていました。

 

一方、監禁された蘭子のもとへ大文字教授がやって来ます。

 

気を失っている庵堂蘭子を大文字教授は起こし、目隠しや縛られていた手足の紐を解きます。

 

庵堂蘭子は目隠しを解かれて周りを見渡すと、何者かに撃たれて死体となっている土方がいました。

 

そしてその死体のそばに庵堂蘭子の銃が落ちていました。

 

その後すぐ、ファイルにあった森の地図を頼りにやってきた青山と道子が入って来ます。

 

青山は落ちていた銃を拾い、大文字教授に庵堂蘭子から離れろと銃を向けます。

 

その後、梶らが現場検証を行った結果、現場に残された足跡は土方と警察関係者、そして大文字教授のみだということが判明しました。

 

大文字教授は任意同行となり、半田は大文字教授に研究室で見つかったファイルの入手について取り調べをしました。

 

そのファイルには、警察にしか知り得ない18年前の蘭子の監禁中の写真や監禁場所の地図も入っていたため、なぜ大文字教授がそのファイルを持っているのか不可解だったからです。

 

大文字教授は半田の問いただしに対し、覚えていないの一点張り。

 

庵堂蘭子と青山は取り調べを外から見ていました。

 

やがて青山は突然取調室に乱入し、あなたが土方らの狙撃を指示した「メシア」だろうと大文字教授に大して怒りをあらわにします。

 

取り調べが終わった大文字教授は、研究室での忘れ物だと蘭子にハンカチを手渡し、そのまま去っていきました。

 

そのハンカチにはメモがはさんでありました。

 

 

大文字教授が庵堂蘭子に向けて言った言葉

アドラーの「目的論」を押し詰めて考えるなら、人間は常に過去を改ざんさせながら生きています。

 

自分の目的にそぐわない記憶は封印し、自分の目的にかなう記憶だけを保持し、その意味づけを変化させながら生きているんです。

 

彼女はあの日以来、ずっと孤独の中で生きています。父親を消し去ったこの地球全体を憎み、他者を心から信頼できずにいる。過去を払拭することができれば、きっと大切なことに気づくでしょう。それこそが、彼女に唯一欠けていたことなんですよ。

 

 

父親殺しの犯人に言い放った庵堂蘭子の言葉

最愛の妻の死と冤罪事件が重なり、自暴自棄になった。そして3年後、自らの手で殺人を犯してしまったことで、あなたの心は壊れてしまった。あなたは心の弱い、ただの臆病者です。

 

私の父もただの臆病者です。あの日父は、ナイフを庭に埋めていました。電話であなたに訴えると言われ怖くなり、証拠を隠蔽したんです。

 

「警察組織にとって、上からの指示は絶対だ」と。私は父のそんな言葉を、受け入れることはできませんでした。

 

私は誘拐されたあの時から、居場所を失いました。私を理解し、包み込んでくれる人は、父しかいなかった。

 

どんな理由があっても、私の父を殺したあなたを許すことはできない。

 

だけど私は刑事です。殺人という卑劣なやり方で物事を解決することを、私は明確に否定します。

 

あなたは殺人犯として、罪と向き合ってください。

 

 

「嫌われる勇気最終回」の感想

今回が最終回ということで、18年前の庵堂蘭子の誘拐事件がなぜ起こったのか明らかになります。

 

庵堂蘭子は父親の行為にショックを受け、その時の記憶を失っていました。

 

まさに大文字教授がアドラーについて語った、

 

「人間は常に過去を改ざんさせながら生きています。自分の目的にそぐわない記憶は封印し、自分の目的にかなう記憶だけを保持し、その意味づけを変化させながら生きているんです。」

 

に該当します。

 

アドラーは「過去は当てにならない」と、あまり過去を重要視していない印象を持ちました。

 

今回、庵堂蘭子を誘拐した理由や犯人が明白になったと同時に、記憶がよみがえったことで、大好きで頼りになるお父さんは臆病者だったという違う面を思い出します。

 

犯人が捕まったことにより、庵堂蘭子はお父さんのイメージを壊すことができ、少しは過去から解放されたかもしれません。

 

それで今後は、もう少し人を信じられるようになれたらいいのではないかと思います。

 

このドラマを通じて、あなたもアドラー心理学について分かりやすく学べたのではないかと思います。

 

アドラー心理学の教えのように、あなたも「嫌われる勇気」を持って「幸せになる勇気」を持ちませんか?

 

今までこのコラムにお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

 

【執筆者】

萩原あみ

日本健康心理学会認定健康心理士
㈱アイ・ディア・ヒューマンサポートサービス認定カウンセラー
㈲スピードコーチング認定コーチ

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