うつ病になって得られた目標や夢【ワクイヒトシさん第5回】

2017.04.20公開 2017.05.10更新
 
シェア
ツイート
はてブ
お気に入り
共感
35

うつ病を患ったことは、自身の人生において何かしら意味をもたらす。」

 

そう言い聞かせながら、療養生活も5年目になりました。

 

もちろん、つらく、苦しいことの方が多いですが、でもそれだけではなく、うつ病を患ったからこそ、良かったこともあります。

 

第5回の今回は、私がうつ病を患って、自分自身「ここが変わった」と思うことを記そうと思います。

 

 

うつ病を公表し、いろんな方から相談を受ける

うつ病を患っていることを周りに言うのをためらう方がいます。

 

ですが、私自身、SNS等でうつ病を患っていることを公表しているので、気軽に相談できるのか、

 

「実は私も…」

 

と、、不思議とお話・相談をいただくことが増えました。

 

第3回で紹介した、うつ病予防.comにも、様々な方から、問い合わせやご意見をいただきました。

 

そんな時は、自身の経験をもとに、こうした方がいいのではないかとアドバイスをしたり、私自身が精神科医の方に言われたことを教えたり、また、「一緒に寛解しよう」と励ましあったり、お互いにとって有益な情報交換ができます。

 

 

生きていく上での目標・夢ができた

大学時代から、「将来は起業して会社を立ち上げ、社長になりたい!」と、とりあえずのざっくりとした目標があったのですが、具体的にしたいことはありませんでした。

 

現状は、Web制作やその他、情報ビジネスで売上を上げている個人事業をしているのですが、最近はそのITすらも、「自分には向いていないかな」と考えるようになりました。

 

そんな中、うつ病を患いながらも、いろいろな方とお話しして、その方々の力になりたいと思うようになり、最近は、コンサルティングやカウンセリングの業界に興味が湧いています。

 

会社員3年目の夏に、社会保険労務士の通信講座を申し込み、勉強を開始しました。

 

昨年は、残念ながら落ちてしまいましたが、今年も受験予定です。

 

社労士になることで、例えば、会社員で働きながら、うつ病になってしまった方の障害年金受給のためのサポートをすることが可能になります。

 

また、直近では5月に受験するFPを取得して、うつ病その他精神疾患を患いながら生活する方を対象とした、金銭的なライフプランニングなど、いろいろな範囲で、サポートしたいという目標・夢ができました。

 

また、将来的には、教育学研究科の心理学専攻の大学院に進み、臨床心理士の資格を取得して、精神疾患の方のカウンセリングなどもしていきたいと思うようになりました。

 

 

うつ病になって得られたこともあった

うつ病になってしまったことはとても残念ですが、それでも、いろいろな部分で、自分のやりたいことなどが見つかったりと、うつ病になったことで得られたメリットもありました。

 

現在も療養している身分ですが、この記事を読んでいらっしゃる方で、うつ病を患ってしまった方も、もしかしたら、うつ病になってしまったことで、いい意味で得られたこともあるのではないかと思います。

 

「自分がうつ病になったのは、何かしらの意味がある」

 

と、視点を変えて、今の自分と向き合うことで、必ずしもマイナスばかりでないことに気づくことができるかもしれません。

 

 

wakui_1【執筆】

ワクイヒトシ

1991年生まれ。新潟県新潟市出身。大学4年の時、サークル・部活4つ、アルバイト2つ、ゼミ、卒論、大学院授業履修、資格試験勉強、内定先の研修などが重なり、軽度のうつ病を発症。後に、そのままIT系の会社に就職。3年目の時、不眠症の発症やうつ状態の悪化など、明らかにうつ病の症状が悪化したため、3年弱で退職。現在は高知県高知市に移住し、フリーランスとしてWeb制作等を中心に活動中。

 

 

【うつ病のまとめ記事】

 

 

ワクイさんインタビューはこちら

【Part1】当事者が語る、うつ病の初期症状や対応とは?

【Part2】当事者が語る、うつ病の就職問題や今後とは?

LINEバナー
シェア
ツイート
はてブ
お気に入り
共感
35

関連記事