【第19話:イタみ】〜お父さんうつ日記〜

2017.05.03公開 2017.05.11更新
 
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この4コマは、父と母との板挟みになって、思い悩んだ時の様子を描きました。

 

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以前の母について紹介した記事で書いたように、母はとても努力家で、父のため、家庭のために沢山頑張っていました。

 

それでも変化の様子が見られない父に対して、母は憤りを感じることがあったようです。

 

「私はこんなに頑張ってるのに、なんで寝てばかりなの」

「私だっていろいろやってるのに、なんでそれに応えてくれないの」

 

と思うことは多かったと思います。

 

そして実際に、父に対して怒鳴ったりひどく叱責したりすることもありました。

 

そんな時、父はうなだれて、身体を小さくして静かに母の言葉を聞いています。

 

そんな姿がなんだかいたたまれなくて、私はいつもそっと父の隣に座りました。ただ座っていることしかできなかった。

 

母の言い分は、理に適っていて、決してめちゃくちゃな内容ではなかったからです。

 

それに加えて、母のやり場のない気持ちも痛いくらい伝わってきたので、余計返す言葉は見つかりませんでした。

 

父の気持ちを思えば「今どんない苦しいだろう」と考え、

 

母の気持ちを思えば「今までどれだけのことに耐えてきたんだろう」と考え、

 

私の心も痛むばかりでした。

 

あの時、あの場にいたみんなが苦しかったと思います。みんなが辛かった。

 

母はきっと言っちゃいけないことも言いました。でも仕方なかった。

 

「突き出した拳が当たらなくて済むくらいに距離を取る」ということが難しいのが“家族”の辛いところです。

 

【第20話を読む】

 

 

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【執筆】

シブ子

 

 

 

 

 

 

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