うつ病の僕が支えられてきた2つの言葉【ワクイヒトシさん第8回】

2017.05.16公開 2017.05.18更新
 
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うつ病の症状がひどい時は、なかなか思うように動けなかったり、そもそもしたいことも思い浮かばなかったりで、仕方なく家でごろごろして過ごす時もあります。

 

一方で、調子のいい時は、普段通り動いたりします。

 

そんな調子のいい時に、よく思い出す言葉があります。

 

 

うつ病の僕が支えられてきた2つの言葉

「経営者にうつ病は多い」

大学時代、知人の事業のサイトを制作していた時に、ちょうどうつ病と診断され、そのことをクライアントに伝えた際、その代表の方に、この言葉を言われました。

 

大学時代から、「将来は起業して社長になる!」と意気込んでいた僕にとって、この言葉は今でも励みになっています。

 

もちろん、うつ病と診断されてすぐで、今後どうしていけばいいのか途方に暮れていた中だったので、この言葉を言われても、最初は戸惑いました。

 

(…経営者でうつ病に苦しんでいたら、何もできないのでは?)

 

ですが次第に、意外と僕は、”経営者に向いている性格(勘違い?)”なのだと思い、少し勇気をもらいました。

 

今現在も、会社設立も視野に入れて、自身の事業をしています。

 

 

「人間の99.9%は何も残せずに死んでいく」

ふとツイッターのタイムラインを見ていた時、このツイートが流れてきました。

 

プロブロガーのイケダハヤトさんのツイートです。

 

それを見て、直感でなるほどなと感じたとともに、生きている間に、何か社会に残したいという感情が生まれました。

 

そのため、

 

「うつ病になってしまったから、もう人生終わりだ。」なんて、思ったことは一度もありません。

 

むしろ、うつ病を患ったからこそ、社会に対して、自分自身の経験を元に、何か残せるかもしれないという、期待を持つことができました。

 

その第一弾が、うつ病を予防するためのプラットフォーム、うつ病予防.comの設立です。

 

今現在、同じ精神障がいを背負った、もしくは背負っている当事者の方々と、新たなうつ病等の精神疾患者向けのサービスを開発しています。

 

 

まとめ

うつ病を患ってから、カミングアウトするにあたり、今まで様々な方と話しました。

 

※カミングアウトについては第4回をご覧ください。

 

その結果、自分にとって励みになる言葉をいただいたり、逆に言われて、もしくは知って傷ついたりしてきました。

 

数人の友人からSNSでブロックされ突き放されました。

 

ですが、得ることが多かったのは事実です。

 

いろんな方とお話ししたおかげで、勇気をもらったし、うつ病についての情報もたくさん知ることができました。

 

うつ病を患うと、どうしても一人になりたくなったり、めんどくさくなり動けなくなったりしますが、元気な時は、人と話してみる時間を作ってはいかがでしょうか。

 

生きるための勇気や、希望、目標、その他色々得られる可能性があると思います。

 

 

wakui_1【執筆】

ワクイヒトシ

1991年生まれ。新潟県新潟市出身。大学4年の時、サークル・部活4つ、アルバイト2つ、ゼミ、卒論、大学院授業履修、資格試験勉強、内定先の研修などが重なり、軽度のうつ病を発症。後に、そのままIT系の会社に就職。3年目の時、不眠症の発症やうつ状態の悪化など、明らかにうつ病の症状が悪化したため、3年弱で退職。現在は高知県高知市に移住し、フリーランスとしてWeb制作等を中心に活動中。

 

 

【うつ病のまとめ記事】

 

 

ワクイさんインタビューはこちら

【Part1】当事者が語る、うつ病の初期症状や対応とは?

【Part2】当事者が語る、うつ病の就職問題や今後とは?

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