多剤処方の主治医に疑問…意を決して転院したこと【あねひめ さん】

2018.03.18公開 2018.04.16更新
 
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私は16年間、「統合失調感情障害(双極型)」という診断でした。

 

心療内科から最初の精神科ずっと病名が変わらず、障害者手帳も障害年金も2級です。

 

精神科での治療で幻聴や妄想などは消えたのにもかかわらず、20種類以上の投薬を続けていました。

 

しかし、

 

・投薬内容にもともと疑問があったこと、

・レム睡眠時に行動障害を起こしていたこと、

・気分が安定しない状態が続いていたこと

 

これらに疑問を感じず、投薬を続けていた医師そのものに強い不信感を募らせました。

 

セカンドオピニオンで意見書を出してもらっても、担当医師の心象が悪くなるだけだと思い、意を決して入院病棟のある精神科へ転院しました。

 

結果、いろいろ話しているうちに、

 

「レム睡眠時の行動障害や物忘れの激しさは、薬剤性(前行性)健忘しかない」

「自分は本当に統合失調感情障害という病名に納得していないなら、実は双極性障害なのではないか」

 

と言われ、ようやく腑に落ちました。

 

現在は、気分安定薬と睡眠導入剤で5種類まで減り、この1ヶ月でようやく落ち着いてきました。

 

確かに、最初は統合失調感情障害だったのかもしれませんが、病気は治療していくと変わる(回復してくる)こと、それをきちんと観察を続けてくれる医師ではないと寛解に近くなる(あるいは完全寛解する)ことは難しいと思います。

 

もし、多剤処方に疑問を感じるようであれば、積極的にセカンドオピニオン外来を使ったほうが良いと思います。

 

ペンネーム:あねひめ 様

 

 

カウンセラーからのコメント

初めまして。ご投稿ありがとうございました。

 

ご自身の病名と症状、お薬の効果に違和感を抱えたまま、最初の医師にかかっておられたのですね。

 

急性期の症状は服用によって改善したにも関わらず、継続して20種類の薬を併用しながら、不快症状が持続していたことに不信感が強くなったご様子。

 

不信感を持ちながら治療を継続すること自体が苦しかったのではありませんか?

 

そんな時は、他の医師に相談することは大切なことだと思います。

 

急性期の症状は、精神疾患だけでなく、身体疾患でも同じですが、患者さんにとって苦痛が強い症状や、命に係わる症状を改善することに主眼が行くため、時には確定診断がつかないまま治療を開始する場合もあります。

 

急性症状が安定してくると、あなたのように症状と病名が合わないということが時に起こることがあります。

 

また、ご自身も自分の病気について調べることにより、「私は本当にこの病気でよいのか?」と疑問に思うこともあると思います。

 

そんな時は、今回のように別の医師に相談することも必要だと思います。

 

ただ、大切なことは、現在服用しているお薬や、これまでの治療経過を、きちんと相手の医師に伝えることができるかどうかです。

 

今は、どの病院もセカンドオピニオンを受ける権利を幅広く認めています。

 

そのため、本来であれば、主治医に紹介状を書いていただいた方が、治療経過や服用中の薬などについて詳しく相手の医師に伝わる可能性が高くなります。

 

また、相手の医師も、紹介状を求めてくる場合もあります。

 

きちんと通院し、服用を続けているが病状が改善しない、自分が納得するために他の医師の話をききたい時は、遠慮なく、主治医にセカンドオピニオンのための紹介状を書いてもらって頂ければと思います。

 

今回のあなたの行動は、結果としてご自身のためになったのですね。

 

お薬も減量でき、心身共に安定したのではないかと思います。

 

心の病気は慢性疾患です。

 

慢性疾患は相手の医師を信頼することも、治療の一つだと思います。

 

信頼できないと感じた医師を変える勇気を持つことも、とても大切なことだったと思います。

 

今の主治医との出会いを大切にしてください。これからも応援しています。

 

【回答】

村松真実

看護師 心理相談員

 

 

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