性格が悪い自覚…性格を直す3ステップ・2つの思考とは?臨床心理士が解説

2018.12.12公開 2019.05.16更新

多くの人に好まれない性格とは?

それでも、やはり性格で直したい部分というのは、大なり小なり誰でも持っているものでしょう。

 

上記のように、ノートに書き出してみた結果、「やっぱり性格直した方がいい」と感じるところもある人もいらっしゃると思います。

 

様々な心理学の研究によると、

「嘘つき」

「不誠実」

「いじわる」

な性格は多くの人に好まれない傾向にありますから、これに当てはまる場合にはこの機会に見直してみてもいいですね。

 

そこで、これから性格を直すためのポイントをお伝えしたいと思います。

 

 

性格を直す3ステップとは?

1.「性格が悪い」部分を具体的に知る

自分自身についての客観的な意見を知ることはとても役に立ちます。

 

指摘された場合には、

「どのようなところについて性格が悪いと感じているのか」

「どういうときにそう感じるのか」

など、人に聞いてみると良いでしょう。

 

どういうとき・どういうところに「性格が悪い」と感じているのかを教えてもらうことは、とてもしんどい作業かもしれません。

 

しかし、今ままで知らなかった他者がもつ自分の印象を知ることが期待でき、より具体的な改善策を練ることが可能になります。

 

普段の生活の中で、その性格が表れたときに指摘してくれるよう頼める人がいると、お願いしてみてもいいですね。

 

2.悪い性格がどんなときに出やすいかを知る

人に聞く以外にも、自分で自分を振り返ってみることも大切です。

 

どのようなときに直したいと感じる性格が出ているのか、自分でも気を付けて観察をしてみてください。

 

そうすると、だんだん傾向が掴めてきます。

 

傾向を掴むことで、またその状況に陥ったときの対処法などを考えて準備しておくことが出来ますから、自分自身をよく観察することはとても大切なことです。

 

3.なぜ悪い性格が出てしまうか考えてみる

例えば、

・ついつい人の悪口を言ってしまう

・ついつい嘘をついてしまう

などということもあるかもしれませんね。

 

そのような点について、指摘されたり自分で気づいたりして「直したい」と感じたとします。

 

そのときに

「なぜ悪口を言ってしまうのか」

「なぜ嘘をついてしまうのか」

と、考えてみるのもとても良い方法です。

 

「なぜ」なんて、理由はわからない!ということもあるかもしれません。

 

そんなときは、上記の2でご紹介した自分自身の観察もされてみると良いですよ。

 

だんだんと、どんなときに出やすいかが見えてきますから、そうしたら

「あ、すごく気分が悪かったときが多いな」

「なんか嫉妬心が強かった時だな」

「自分に自信がなかったときだったな」

など、なにかしらの共通点が浮かび上がってくることがあります。

 

 

性格はすぐ直る?直すより大切な視点

ここまで読んでいただいた方には、うっすらと感じられるかもしれませんが、結論から言うと性格をすぐに直そうとするのはなかなか難しいでしょう。

 

すぐに直るものではないから悩まれている方が多い、とも考えられそうですね。

 

「性格を直す」と考えるよりも、直したい性格がどんなところか、なぜそうなってしまうのか考えることが大切です。

 

それに代わる新しい行動や考え方を編み出して練習をし、

・うまく付き合っていく

・ポジティヴな面を引き出す

というような捉え方をした方がより良いだろうと考えます。

 

いずれにしても、とても大切な作業をしようとしているのですから、改善を急ぎすぎず、ゆっくりと着実に進めていく、くらいの心構えで臨まれると良いと思いますよ。

 

 

さいごに

性格を直そうとすることは、とても大変なことです。

 

しかし、よりよい自分になろうと考えていらっしゃるあなたは、もうその時点で前を向いて歩きだしています。

 

自分と向き合いながら、より良い自分を目指して進んでいけると良いですね。

 

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花井菜美

臨床心理士

心理系大学院修了後、渡米。現地NPOサポート団体に所属し活動をする。帰国後精神科や発達障害児支援施設にて勤務。学生、主婦、子ども、夫婦関係など様々な問題を抱える方の支援を行う。1児の母。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2018年12月12日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。

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