8ヶ月の就労移行支援で仲間ができ、うつを理解する機会が増えた

オープンで働いたことでのメリット

私は、8か月間移行施設で訓練をし、オープンで就職する事が出来ました。

 

私の職場は立ち上げたばかりのオフィスで、また同期の方も少ない人数で始まった所でした。

 

そのため、職業訓練で受けていた経験が買われ、勤務人数も少なかったのでコミュニケーションが取りやすかったのが、大きなメリットだったと思います。

 

うつが酷くなり会社を欠勤しなければならかった時も、そこまでひどくとがめる事はありませんでした。

 

少ない人数の中で、普通に仕事をするという事が私にとってオープンで働く事のメリットだったかもしれません。

 

 

オープンで働いたことでのデメリット

就職したいという気持ちが強かった私は、待遇面の事を何も考えずに就職をしてしまいました。

 

しかし、それが後々に会社を辞めなくてはいけない理由にもなったのです。

 

私は、同期の方と与えられた仕事を淡々とこなしていきました。

 

しかし、同期の方は「体調不良でドクターストップ」「自分のやりたい仕事と何か違う」というのが原因で職場を離れっていったのです。

 

さらに私は健常者の目で見られてしまったのか、大人の事情で経営統合し、上司が変わった後、とんでもない量の仕事をこなさなくてはならなかったのです。

 

それが原因で、体調も悪化してしまい辞めざるをえなくなってしまいました。

 

自分に見合う仕事をやり給与を頂くというのは、普通の会社員と同じですが、何でも使い捨てて、売り上げアップを狙う会社には就職しない方が良いと私は思います。

 

 

オープン就労する際の3つの注意点

今までの経験を踏まえて、私がオープンで就職するときの注意点としては、以下の3点を挙げたいと思っています。

・本当に自分のやりたいことが出来る会社であるか

・一人暮らしや家族を養える給与を支払ってくれるか

・うつや発達障害の事を理解してもらえるか

この3つがオープンで就職するときの注意点だと考えています。

 

時代が流れ、いわゆる大人の事情に巻き込まれて、会社を辞めざるを得なくなった場合は、おもいきって辞めてしまうというのも一つの手段かもしれません。

 

あなたが辛いと毎日感じ続けて、会社に未来も何も無いと思ってしまったら、すんなり手を引くことも考えてみる事もいいでしょう。

 

体調が良くなって働く意欲がわいてきたら、もう一度やり直せばいいのですから。

 

何度も就職して退職して悲しむことはありません。

 

今の時代は、転職しながら勤務するというのが主流になっていますから。

 

 

さいごに

私は、時と場合によってオープンとクローズと変えて就職を繰り返してきました。

 

しかし、結局は会社に都合よく回されて、仕事をしていたという感じになっています。

 

今思うと、他人の顔を見て仕事をするという事が、情けなくなってしまいました。

 

もし本当に行き場を無くしてしまったら、カウンセラーや信頼できる人に相談し、打ち明けてみてください。

 

自分の未来は自分で切り開いていくものです。

 

精神保健福祉士より
障害者手帳取得時や障害福祉サービスの申請前に、ご家族と衝突することはあると思います。子どもの頃から、個性や性格としてとらえてきた部分を障害だと受け入れることが難しいためです。ご家族だけで話し合うよりも、支援機関の職員と同席して話したほうがご両親が納得しやすかったのかもしれませんね。オープン就労は、給与が低く設定されている案件も多いです。それは専門業務ではなかったり、障害があってもできそうなことを切り出したりしている企業が多いためです。どれくらいの仕事をこなし、いくらの対価を得たいのか、検討することはとても大切だと思います。
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  • 本記事は2019年2月15日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。