子供の心の成長に必要な6つのポイントとは?臨床心理士が解説

2016.07.29公開 2017.07.04更新
 
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「辛いときでも、すぐに心が折れない子どもに育てたい」と、自分の子どもが夢や希望をもって、たくましく生きてほしいと思うことは、とても自然なことですよね。

 

そこで今回は、子どもの心の育て方や成長に必要なことについて、臨床心理士の先生に解説してもらいました。

 

 

こころの成長は数値で測れない

子どもたちの心の成長には、どんな種類の肥料が必要で、どのタイミングで光と水を与えたらいいのでしょうか?

 

私は、毎日のカウンセリングの中で、来談されるお子様たちが、「発達段階のどの辺でつまづきを感じていて、次のステップに進むためには何が必要なのか?」ということをいつも考えています。

 

こころの成長は、身体の成長のように数値で客観的に見ることができません。身長や体重と違い、「数か月前、数年前と比べてこれくらい成長している」とは計れないのです。

 

そして子育ては、長く続いていくうえ、すぐには結果が分からないので、うまくいっているのか不安に感じるものです。

 

しかも、人間のこころは大人になってからも成長し続けるので、「子どものこころを育てる」ということにハッキリとしたゴールはありませんし、誰かが点数をつけて評価してくれるようなものでもありません。

 

 

こころに必要な力とは?

では、どんなことを目標において、子どものこころを育てていけばいいのでしょうか?

 

個人的な意見になりますが、こころを専門としている立場から言えることは、「自分で生きていく力・生き抜いていける力」を身につけることではないかと思います。

 

今は親に守られながら暮らしている子どもたちも、いずれは自分の力で生きていくことになります。

 

 

自分の力で生きていくために

そこで私が考える「自分で生きていく力・生き抜いていく力」とは、

 

①物事を自分で判断して実行に移すこと

②決めたことを継続していくこと

③自分のこころをコントロールすること

④自分を大切にできること

⑤自分の意見をきちんと主張すること

⑥必要なときには周囲の力を上手に頼れること

 

などではないかと思います。

 

これらの能力を子どもたちが獲得していくために、親としてどのように接していったらいいのか、どのように関わったらよいのかなど、子どものこころを育てるための大切なポイントを、次回以降、ご紹介していければと思います。

 

 

【記事提供】

佐藤文昭 臨床心理士

おやこ心理相談室 室長

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