「こうやって今、ちゃんと生きているから大丈夫だよ」【竹内瑠美さん】

2019.04.02公開

>>【Part1】父の自殺。母との関係。生きている気がしなくなった17歳

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だんだんと自分を許せるように

ベンチャーを辞めた後は、傷病手当金を支給してもらっていました。ですが、

 

「仕事を辞めて休んでいる自分はクズだ」

「絶対に半年で社会復帰してやる」

 

と、思っていて、半年くらいは自分を許すことができず、結構不安定でした。

 

ですが、だんだんと自分を許すことができてきたんですね。

 

心配して見守っていてくれる夫もいて、傷病手当金もある…。

 

そういう状況を理解したとき、

 

「無理して頑張らなくても生きていけるんだ」

「何に対してこんなに頑張っているんだろう」

 

という、気持ちが湧いてきて、「ちょっとダラダラしてもいいかな」って休んでいる自分を許せてあげられたんですね。

 

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活動量を減らして、自分を見つめる時間があったからそう感じられたのかもしれません。

 

「無理して頑張って、いっぱい稼がなきゃ!」みたいな気持ちはもう無くなっていきましたね。

 

それまでの「至上最上主義」の考え方も「ほどほどにやればいいや」という感じになって。

 

そして選んだのが「フリーランス」という働き方でした。

 

 

「自責をしなくていいんだ」

フリーランスとして働く上で、「私は1ヶ月にこれくらいのお金があれば、自分に罪悪感なく生きていける」といったラインを決めたんです。

 

そうしたら、すごく楽になったんですね。

 

たしかに、たくさん稼いでいる友達を見ると焦りが出ることもあります。焦りはやっぱり消えないんですよね。

 

焦り自体を無くすことはできない。でも今では「また出てきたな」と客観的に見れるようになっていると思います。

 

「現実的には生きていけているし、夫もいるし、住むところもあるし、幸せだな」

 

という意識に戻れるようになったというか。

 

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去年の秋頃、スキーマ療法の本を読み、夫と実践するようになるまで、そもそも自責をしていることにも気づいていなかったんです。

 

スキーマ療法を試す中で、自責している自分にようやく気づいて、かつ、自責を止めても、私の価値は変わらないって心底思えるようになりました。

 

それでようやく「自責をしなくていいんだ」という考えになれました。

 

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