浪人生活が辛い…メンタルを維持するコツを心理相談員が解説

2016.08.11公開 2018.04.20更新
 
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大学合格が目標だったあなたにとって、浪人生活は、突然目標を奪われ、否が応でも自分自身と向き合う時間ができてしまったと思います。

 

それは「目標達成できなかった自分」と直面化することでもあります。

 

また、友人において行かれる焦りや、次年度も不合格になるかもしれない不安、自分の価値が低下した気持ちなどが次々と自分の中に沸き上がり、メンタルがくじけそうになっていると思います。

 

そんなあなたに、今、大切なことを、心の専門家に解説してもらいました。

 

 

自分の人生を考える時間として、浪人時代にも意味がある

あなたは、大学受験を終えた後の将来の夢や、目標は見えていますか?

 

大学受験だけが目標だった方にとっては、夢破れたことを自覚させられる浪人生活は“辛い”だけの時間でしかありません。

 

ですが、本来、大学合格は、あなたが望む人生を生きるための一つのステップにすぎません。

 

大学に合格してから、これからの人生の目標に迷い始める場合と、浪人生活のうちに“自分が何になりたいか”を考え、自分の人生の方向性を見つけるとでは、どちらがより良い選択をできるでしょうか。

 

自分がやりたいことを明確にし、これからの人生を見据えるために浪人時代が与えられたと考えるなら、浪人生活は重要な意味があることになります。浪人だからこそできる「自分との向き合い方」があるのです。

 

そして、浪人という思い通りにいかない時間と向き合い乗り越えた経験は、あなたが社会人となった時に何かの壁にぶつかった時にも役立ちます。

 

 

タイムスケジュールができる自分に変わる

自分の夢や将来の目標が垣間見え、そのために“大学合格”を最初のステップに定めたとします。次にあなたがすることは、あなた自身が与えられた浪人生活の時間管理をすることです。

 

浪人という辛い時間を、あなたがタイムスケジュール管理をして、自分の自信に変えてゆくのです。

 

具体的に説明すると、目標を「○○を叶えるために、○○大学に合格する」と定めます。大学合格は夢実現のワンステップとしての意味づけ、目標達成の最優先項目に位置づけます。

 

そして、その上で、

 

○1年間のタイムスケジュールを細かくたてる

○そのスケジュールの中にお楽しみ項目も入れる

○目標通りに達成できているか評価日も盛り込む

○達成できた目標は、見える形で消す(もしくは花丸をつける)

○一緒に励ましてくれる相手を見つける

 

などで、常に自分のやる気が維持できるように工夫します。これは、社会人になってからも、仕事のモチベーションを維持する方法として役立ちます。

 

自分で自分を管理することを、辛い浪人時代に身につけ、自分のプラス要因として変えていきましょう。

 

 

まとめ

大学受験に失敗し、辛い浪人生活を過ごす中で、メンタルを強くし、気力を維持する方法は、

 

「大学卒業後の夢を明確にする」ことと、

「大学受験までのタイムスケジュールを管理する」ことです。

 

“受験失敗”という、願う結果が得られなかった後に与えられた試練だからこそ、浪人生活を自分自身で管理することで、自信を取り戻しましょう。あなたなら、きっとできるはずです。

 

 

【執筆者】

村松真実 看護師・心理相談員

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