【新企画】インタビューコラム、はじまります!

2016.10.10公開 2017.03.21更新
 
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10月10日で1周年を迎えるReme(リミー)の新企画として、インタビューコラムが始まります。

 

インタビューでは、メンタルヘルスに精通している専門家の方や、精神疾患の当事者の方などにスポットを当てていきます。

 

読者の皆さんに、専門家の人たちを身近に感じてもらったり、当事者の人たちがどのように精神疾患などの問題と向き合い、克服していくのかを共有していくことが主旨です。

 

インタビューコラム第1回として、まずはインタビュアーの自己紹介からスタートです。

 

 

皆さま、はじめまして!

 

インターンとしてRemeに携わることになりました、大学4年生の久保佳奈子です。

 

今回は、第1回目として、これからインタビュアーとして活動するにあたって、まずは私の経験をお話させていただきます!

 

 

「不安障害」で大学を休学

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昨年、私は不安障害という精神疾患にかかり、大学を休学しました。

 

今、振り返って考えてみると、病気の予兆は病名を告げられる半年前くらいからあったように思います。

 

夜道が怖くて歩けなくなったり、電車や車に乗っているのが怖かったり、人からの視線を異様に強く感じたり…

 

病院に行くことになった直接的なきっかけは、全身に感じた痒みでした。精神的な異常からではなく、身体の異常を感じて病院に行くこととなったのです。

 

 

「もう我慢しなくていい」

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最初は普通に内科に行ったのですが、その診察を待っている間、これまでにないほどの緊張感が襲ってきました。

 

突然のことに頭の中がパニック状態になったまま、名前を呼ばれて診察室に入った瞬間、泣き喚いてしまって。

 

今まで我慢していたものを、「もう我慢しなくていい」と感じたのだと思います。

 

泣き喚いてしまったときに、先生に言われるまでもなく、「私は何か精神的に問題があるのだな」と自分で感じたことを今でもよく覚えています。

 

 

辛くても通院だけは続けた

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初めてパニックを起こしてからは、絶望を感じ、毎日ひたすら泣き続ける日が続きました。

 

「私は何もできない。人に会いたくない。怖い。どうしよう。何が何だか分からない。」

 

その瞬間から「死にたい」という思いが駆け巡りはじめました。

 

病院に行ったことで安心を得られたというよりは、我慢していたものが顕在化した、という感じでした。最初は病院の先生や臨床心理士さんも全然信頼できなくて。

 

この人たちは、私のことを邪魔者扱いしているのだと思っていました。それでも頑張って通院したのは、他に救いを求められる場所がなかったからです。

 

敵だと思いつつ、繋がるしか術がないと思って、なんとか通院していました。

 

 

真面目で完璧主義な一面と向き合う

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病院での検査の結果、根本的な性格が原因になっていると告げられました。真面目で、 完璧主義的で、自分の弱い部分をなかなか人に見せられない…。

 

そんな性格で人と触れ合う中で、様々なものが蓄積されて、対人関係を築くことに限界が来たそうです。

 

何か一つの要因を取り除けば治る、といったものではなく、自分自身の性格を見つめていかなければならない点が難しかったです。

 

 

Remeとの出会い

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少しずつ症状が改善されてきて、主治医の先生からも、「少しずつやりたいことから始めてみよう」と言われた時に、「これから私は何をしてみたいだろうか?」と考えるようになりました。

 

考えを深めていくうちに、何か悩み事を持っている人や私と同じような境遇にある人の力になれることがしたいと思い始めていました。

 

そして、そういった活動をされている様々なサービスを調べていく中で、Remeとの出会いがありました。

 

Remeほどに自分でも使ってみたいと思うサービスは他になく、

「このサービスが大きくなったら、すごいことになる」そう感じた時には、Remeの人に問い合わせをしていました。

 

「何でもいいので力にならせてください」

そんな連絡をしてインターンとして参加させていただくことになり、今に至ります。

 

 

同じような経験をしている人の話を聞いてみたい

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インタビューをやろうと思った一番の大きなきっかけは、やはり昨年、自分が精神疾患にかかった時に色々と感じたことですね。

 

悩みを聞いてくれる人はいましたが、実際に経験していないと本当の意味での理解をしてもらえないという実感がありました。また、同じような経験をしている人の話をもっと聞いてみたいなとも感じていて。

 

当時はそう思っているだけでしたが、自分がどんどん治っていくにつれて、同じような悩みを抱えている人っていっぱいいるのだろうなと思い始めました。

 

そういうものを共有できるような場があったらいいなと思って、今回、Remeを通じてそんな場を提供させていただくことになりました。

 

 

自分のために、病名を人に伝える

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先ほどもお伝えしましたが、私がそもそも病気になった原因には、人になかなか弱みを見せられない性格というものがありました。

 

それを打破するためには、病気のことを人に伝えて、自分の弱みを人に見せるという習慣をつけるのが良いのではないかと思うようになり、病気のことを積極的に人に伝えるようになりました。

 

病名を人に伝えることは、最初はとても抵抗がありました。

 

しかし、実際に不安障害だということを伝えてみると、多くの人は受け止めてくれました。それに、受け止めてくれない人との縁なんて切ってしまってもいいのではないかと、少し強気になることもできました。

 

未だに偏見を持たれることが多い病気かもしれませんが、私自身の実感としては、意外に人に伝えることって良いことなのではないかと感じています。

 

 

自分に合格点を与え続ける

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最近はパニックを起こすことも減りましたし、随分と症状は落ち着いてきています。自己採点すると、100点満点中75〜80点の合格点かな。

 

そもそも、自分のなかで合格点を与え続けられるようになったことが私にとってプラスになっているのではないかと思っています。症状に波があっても、「今はそういう時期なんだ」と思うことが大事です。

 

実際に梅雨の時期は天候の影響を受けて何もできない日が続きましたが、「今はこれでいいんだ」と自分に言い聞かせていました。そこで無理に頑張ろうとしてしまうとより辛くなりますしね。

 

 

周りへの感謝

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病気になった当初と今では、すべてが違うといっても過言ではないほど変化しました。何よりも、周りの人への感謝というのを強く実感しました。私の場合、本当に周囲に恵まれていたと思います。

 

特に家族と恋人には相当苦労をかけたと思いますが、とても支えられてきました。

 

親からは、私が人生に焦りを感じて毎日パニックを起こしている時に、

 

「もういい加減、真面目に考えるのやめようよ。正しい人生を歩むより、楽しい人生を歩もう。」と言葉をかけられたことがとても強く印象に残っています。

 

普通だったら「早く就職をしろ」とか、「何が何でも大学は卒業しろ」とか言われてもおかしくないと思うのですが、その点理解があったので、とてもありがたかったです。

 

その言葉に勇気をもらって、とにかく自分が本当にやりたいと思うことだけにチャレンジしようと思えるようになりました。

 

 

読者の皆さんと一緒に

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まずは今回のこの自己紹介を通じて私自身の経験を伝えることで、「こんな人もいるんだ」と思ってもらうことが第一歩だと思っています。

 

私の経験を伝えることで、何か少しでも悩んでいる人の力になってくれたら嬉しいです。

 

そして、私自身もまだ完治はしていません。

 

一患者として、自分自身が悩んでいることを専門家の方や病気から復帰された方にぶつけてみることで、それが読者の方にもヒットすればいいなと思っています。

 

 

読者の方と一緒に、いきいきと暮らせる未来を目指していく…

そういうインタビュー記事になればいいなと思います。

 

 

次回から、いよいよインタビュー記事を配信していきます。ぜひ注目してくださいね!

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インタビューを受けてくださる方、募集中です

 

【専門家の方へ】

臨床心理士、精神保健福祉士、看護師、保健師、産業カウンセラー、支援機関の職員など、すでに多くの方にインタビューを行っています。ご自身が、有名かどうか、権威かどうかは関係ありません。

 

これまでの経験・取り組みや、ご自身の想いを読者に届けていただき、

Remeのミッションである「こころの専門家へのアクセスの向上」「こころの健康に関するリテラシーの向上」の実現のために、お力をお貸しいただけますと幸いです。

 

ご興味をお持ちいただけましたら、下記フォームよりお問い合わせください。24時間以内にご連絡いたします。

 

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