【ご家族向け】強迫性障害・不安障害の対応方法について臨床心理士が解説

2016.09.09公開 2019.05.16更新

「どう接していいか分からない…」

「この接し方で本当に大丈夫かな?」

 

これは、ご家族の方からよく聞かれる言葉で、ご本人への接し方で悩むご家族の方は少なくありません。

 

言うまでもなく、メンタルの不調に向き合っている人にとって、家族の存在はとても大切です。

 

家族としての適切な接し方や心構えを知ることが必要になっていきます。

 

そこで今回は、ご家族向けに強迫性障害・不安障害の対応方法について臨床心理士に解説してもらいました。

 

 

家族が本人の病気をよくしたいと思っていること

これは、非常に重要なポイントです。

 

家族が本人の治療を手助けしたいという気持ちがなければ、どのようなカウンセリングを行なっても、いずれ破綻していきます。

 

本人とコミュニケーションをする上で重要なことは、性格が悪いなどの人格を否定するような態度を取らないことです。

 

たとえ、行動について非難をすることがあっても、その人の性格などの人格を否定してしまえば、一気に治療から遠ざかってしまいます。

 

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矢野宏之

臨床心理士

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年9月9日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。