【ジョハリの窓】自分を知る4つの窓と見つけ方とは?臨床心理士が解説

ジョハリの4つの窓の見つけ方

ジョハリの窓は、自分のことを表現していくことと、他者からの意見やフィードバックで「解放の窓」を広げていきます。

 

自己開示を通じて自己理解を深める

「解放の窓」を広げていくためには、他人に自分のことを積極的に表現していくことが大切です。

 

ただ、秘密にしているにはそれなりの理由があることがあります。

 

例えば、上述の「実は臆病だけれども、周囲には見せないようにしている」場合、

「周囲に気づかれたらどう思われるだろうか、失望されるかもしれない」

などといった気持ちが背景にあることがあります。

 

そのため、

・どうして秘密にしているのか

・なぜ他者は知らないのか

ということも考えてみると、より自己理解が深まるかもしれません。

 

ただ、だれしも見せたくない部分はありますので、無理に表現する必要はありません。

 

知ってもらいたい、見せてもいいかもしれない、と思ったときには、少しだけ自分をオープンにしてみてくださいね。

 

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自分が人からどう思われているか知る

「解放の窓」を広げていくためには、他者からのフィードバックも大切です。

 

そのために、信頼できる人に自分の性格について聞いてみるとよいかもしれません。

 

ただ、ポジティブな意見だけでなく時にはショックを受ける意見もあります。

 

そんなときは、どうしたらよいか、といった解決方法も一緒に考えてみることでより自分の成長にいかしていけると思います。

 

この2つの作業を繰り返し行っていくことで、自分も他者も気づいていない「未知の窓」もおのずと小さくなっていきます。

 

 

ジョハリの窓の3つの活用方法

ジョハリの窓は、

自分の特徴について、自分と他者の2つの面から理解をすすめていく

ためのツールです。

 

自分と他者の2つの面から自分の理解することで、どのようなことにつながるのでしょうか。

 

1.自分らしくコミュニケーションできる

自分について他者と間に認識のズレがあると、

・誤解が生まれやすかったり、

・相手に合わせすぎてしまったり、

トラブルが生じやすいことが考えられます。

 

一方で、自分、他者が共通して理解している部分が多ければ多いほど、

・自分らしく関わることができ、

・コミュニケーションの幅も広がる

といったことも考えられます。

 

2.ストレスの対処がうまくなる

自分のことを知ることは、自分の大切にしている価値観や苦手なこと、得意なことを知っていくことにつながります。

 

そして、自分の傾向を理解しておくと、自分に合うこと、合わないことなど判断しやすくなることが考えられます。

 

さらには、合わない場合はどのような対処をしていけばよいのか、ということも考えやすくなります。

 

そのため、困ったとき具体的な問題の解決方法を見つけやすくなるかもしれませんね。

 

3.成長のための「課題」に気づける

成長していくためには、自分の課題に気が付いていくことが大切です。

 

ただ、1人ではなかなか自分のネガティブな面に目を向けていくことは難しいことがあります。

 

そんなとき、他者からの視点を取り入れることで、気づくきっかけになるかもしれません。

 

 

さいごに

自分の性格と言っても、案外知らないことも多くあります。

 

また、相手や場所などによっても見せる部分が異なってくることもあります。

 

いろいろな人と様々な場面をもとに考えてみると、新たな自分を発見することができるかもしれません。

 

楽しみながら自分についての窓を開けてみてくださいね。

 

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飯田杏奈

臨床心理士

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。教育機関や療育施設、カウンセリングルームにて勤務。未就学児から大学生、大人までさまざまな悩みに向き合っている。一児の母として子育て奮闘中

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