優秀な部下を潰す無能な上司は変われる?5つのタイプ別に対策を解説

2019.07.03公開 2020.06.30更新

無能な上司の5つの傾向と対策

業種、職種、社風によって上司として求められる能力やタイプは様々かと思います。

 

また経営者や人事の方は、今まで様々なことを乗り越えてこられた自負もあるかと思います。

 

個別事情はそれぞれですが、これまで色々な会社を観察し、なかなか人が定着しない会社や部署において、私なりの視点で部下を潰す上司のタイプを5つに分けてみました。

 

①根性論的で論理性がない

生産性重視の流れの中で、ロジックのない根性論を部下に押し付けます。

 

このような方法では効率的な仕事は出来なくなってしまいます。

 

成功体験をロジックに落としこんで、部下に教える”仕組み”を作ると良いかもしれません。

 

②自分のやり方が絶対だと思っており保守的

変化の速い時代において、保守的であることはビジネスのスピードを阻害する要因になります。

 

保守的な上司はプライドが高く、新しい視点から物事を考える事ができません。

 

また過去に強力な成功体験を持っているがゆえに、自分のやり方にこだわっていることも考えられます。

 

それゆえこのような上司を頭ごなしに否定すると、上司本人の反発を招くでしょう。

 

プライドを傷つけないように留意し、

「保守的であることは会社の成長を妨げる」

ということを理解してもらい、新しい考え方ややり方を取り入れると良いかもしれません。

 

③時代に合わないスキル

例えば、パソコンの基本的な使い方について都度聞かれていては、上司も部下も本来やるべき業務に取り掛かることができません。

 

上司本人がスキル不足を認識しているケースもあると思いますが、それが業務を妨害していることを自覚して、スキルを高めてもらうしかありません。

 

優秀な部下は、スキル不足の上司に対してキャッチアップの遅い人という印象を持ってしまうと、信頼関係が築けなくなります。

 

④時代に合わないマネジメント

現在は個を活かすマネジメントが主流であり、かつての画一的に人を管理するマネジメントでは、会社として十分に成長できない環境になってきていると感じます。

 

また、時代にマッチしないマネジメントの仕方にこだわる上司も、信頼感を得られなくなっています。

 

上司自身がマネジメント方法を変える努力が必要だと思います。

 

⑤部下の手柄を横取りする

上司の役目は部下の力を最大化することです。

 

上司が部下の手柄を横取りしていては、部下のモチベーションを下げ、部下が退職する原因になります。

 

部下が上司を評価するような仕組みを取り入れることや、部下の意見を直接聞いてみると良いかもしれません。

 

 

さいごに

私は職業柄、様々な会社を外から観察できる立ち位置にいますが、ここ最近は世代による価値観のギャップを特に感じます。

 

また、人材を求める企業側の思惑と転職希望者の実態がずれてきているとも感じます。

 

変化の速い時代において、かつての価値観とスキルが通用しなくなっており、求められる人材の要件が変わってきていると感じます。

 

企業側においてはその変化を敏感に感じ取れず、また行動に移せないことが、優秀な部下を潰す一因になっていると私は考えています。

 

そして経営者、上司、部下の全ての方が一昔前の常識を捨て、考え方をアップデートしていくことが求められているのではないでしょうか。

 

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鈴木祐美子

産業カウンセラー

産業カウンセラー、CDA、国家資格キャリアコンサルタント。セブン-イレブン・ジャパンにて営業、人事を経験後、リクルートキャリアにてキャリアアドバイザー、独立行政法人雇用・能力開発機構にてキャリア形成支援を行う。専業主婦を経て、現在は人材関連企業にて幹部人材のスカウトを行う。二児の母。

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  • 本記事は2019年7月3日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。