根拠のない自信を持てない…自信の重要性や持ち方を元看護師が解説

2016.10.27公開 2019.05.16更新

根拠のない自信を持つ3つの方法とは?

1.自分を否定しない

根拠のない自信を持つために、まず大事なことは、自分を否定しないことです。

 

最初に書いたように、根拠のない自信を持てない人は、「自分にはできない」などと否定しがちです。

 

この考えをやめない限り、根拠のない自信を持つことはできません。

 

何かに挑戦することも、うまくいくことも失敗することも、全部含めて否定しないこと。

 

うまくいけばラッキーだし、失敗してもまた次があります。

 

自分を責めたり、否定したりする必要はありません。

 

どんな過程や結果であれ、「それもアリだ」と思えるように心がけてみましょう。

 

2.小さな成功体験を積み重ねる

自分を否定しないようにとは言っても、今まで何かに成功した体験が少ない人は、自信を持ちにくい傾向にあるのではないかと思います。

 

そんな人は、小さなことでいいので、成功体験を積み重ねていくようにしてみると良いでしょう。

 

本当に小さなことでいいので、何かにチャレンジしてみるのです。

 

例えば、初めての1人旅行とか、入ったことのないお店に入ってみるとかでもOKです。

 

今まで経験のない小さなハードルを越えることを繰り返していくうちに、だんだんとハードルの高さを上げていくことができます。

 

その繰り返しをしていれば、徐々に大きなことへの挑戦に対しても、「できるんじゃないかな」と思えるようになってくるはずです。

 

3.他人の目を気にしない

何かを始めようとするとき、他人の目が気になる人は少なくないと思います。

 

他人が自分をどのように見ているのか、もし失敗したらどんなふうに思われるのか、心配になってしまうこともあるでしょう。

 

けれど、他人の目を気にしてばかりいたら、思ったように行動することはできなくなってしまいます。

 

前へ進みたいなら、自分の好きなように生きていたいなら、他人の目を気にしすぎることは良くありません。

 

他人は他人、自分は自分。

 

私たちは、他人の評価のために生きているわけではありません。

 

他人の目を気にせず行動することを、自分に許してあげましょう。

 

 

根拠のない自信を持てるようになると、どう変わる?

根拠のない自信を持つことができるようになると、変わってくることがあります。

 

まずは、ネガティブな状況に対して、悲観的になりにくくなることです。

 

根拠のない自信があれば、「なんとかなる」「別の方法を試せばいい」など、ポジティブな発想転換ができるようになります。

 

また、何かをするときの行動力が高まります。

 

自信を持つことができないと、「できる根拠」をたくさん探してからでないと行動ができないので、スタートがどんどん遅くなってしまいます。

 

しかし、根拠のない自信を持っていれば、「とりあえず始めてみよう」とすぐに行動に移すことができることが強みとなります。

 

 

さいごに

「自分にはできない」と思い込んだまま、他人の評価を気にしながら生きていくことは、生きづらさの原因になります。

 

けれど、根拠のない自信は誰でも持つことができます。

 

少しずつ行動や考え方のクセを見直して、根拠のない自信を持つことができるよう、心がけてみてはいかがでしょうか。

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小松亜矢子

元看護師のフリーライター

自衛隊中央病院高等看護学院卒。22歳でうつ病を発症し、寛解と再発を繰り返し今に至る。自分自身のうつ病がきっかけで夫もうつになり最終的に離婚。夫婦でうつになるということ、うつ病という病気の現実についてもっと知ってほしいと思い、ブログやウェブメディアを中心に情報発信中。

小松さんのインタビュー記事はこちら

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年10月27日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。