年賀状に夫婦二人の写真…賛成派と反対派の心理とは?

2016.11.29公開
 
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あなたは、夫婦二人の写真が載っている年賀状ってOK派?それともNG派?

 

新しい年を迎えた時に、自分が出した年賀状を見て、相手が不快に感じていたとしたら、大問題ですよね。

 

ですが、自分が良かれと思って送った年賀状でも、その判断は、受け取った相手にゆだねられるのです。

 

年賀状に夫婦二人の写真を反対する人の心理は「主観的見方」であり、逆に賛成する人の心理は「客観的見方」が働いているとも言えます。

 

その心理の裏にあるものは、夫婦二人の写真を見ることで、揺さぶられた自分の感情が原因なのです。

 

 

夫婦二人の写真にOKが出せる心理とは

夫婦二人の写真入りの年賀状を見た時に、「相変わらず仲よさそうだな」「こんなところに旅行に行ったんだ」と、写真に写る夫婦の姿を微笑ましくとらえられる人は、伝えたい相手の気持ちを、素直に受け取っています。

 

相手の気持ちの裏を読まずに、そのまま「楽しかった写真」や「二人が元気でいる」ことを伝えたいから、夫婦二人の写真で年賀状を作成したと考えます。それは、

 

〇年賀状が挨拶状であること

〇毎年恒例のものであること

〇相手が選んで載せたいと思った写真であること

〇自分だけでなく、多数の人に向けて送られたメッセージ

〇自分も楽しさを伝えたくて載せている

 

を客観的に考え、相手の意図を受け取っているということになります。

 

逆に言えば、夫婦二人の写真入りの年賀状を賛成する人は、メッセージ性を重視するというよりも、毎年の挨拶程度でとらえています。

 

「お、今年はこうきたか!」と、軽い気持ちで受け止め、数秒後には次の年賀状に目を落としているドライな面も持ち合わせています。

 

つまり、夫婦二人の写真入りの年賀状で、心を揺さぶられることは少なく、「写真入り」の「年賀状」として客観的事実としてとらえ、自分の感情は動いていないのです。

 

 

夫婦二人の写真がNOとなる心理は?

逆に、夫婦二人の写真入りの年賀状を見た時に、不快な感情が浮かぶ相手は、その夫婦の幸せそうな姿に自分の感情が揺さぶられたことになります。

 

例えば、二人の楽しそうな笑顔の写真を見た時に

 

〇何、この幸せそうな笑顔を見せつけて

〇独り身の私(俺)に当てつけか?

〇幸せ自慢しているのかしら

〇二人で旅行ができるなんて、優雅なものね

〇私(俺)の気持ちも知らないで

 

など、「自分に対して」夫婦二人の写真入りの年賀状が送られたという主観的な考えが先に立ちます。

 

本来、年賀状は大多数に対してほぼ同じものを送っている場合が殆どなのですが、受け取った自分が不愉快にさせられたことを問題視してしまうのです。

 

その心理の裏には、「夫婦二人の写真」を見逃せない心理的なこだわりが隠されています。例えば

 

〇自分はこんなふうに写真を撮る相手がいない

〇夫婦で写真を撮る時間さえ取れない

〇失恋や離婚、死別を体験したばかり

〇夫婦二人の写真を年賀状に載せるなんて不謹慎

〇タレントでもないのに、写真を人にみせるな

 

などなど、自分が置かれている状況や価値観が、揺さぶられために、不安や不快、怒りや悲しみの感情が沸き上がり、「夫婦二人の写真」を自分の感情抜きに受け入れることができないのです。

 

ですが、それだけ、年賀状や夫婦写真に対して、思い入れがあるということ。自分の感情に正直なだけでもあるのです。

 

 

失敗しない「夫婦二人の写真」の年賀状を送るには

年賀状は、挨拶状であり、自分達が元気で過ごしていることを伝えるためのもの。であるとしたら、受け取る相手が負担や不快にならない写真選びをお勧めします。

 

〇例えば、風景に目が行く写真を選ぶ

〇写真の大きさに配慮する

〇ドヤ顔の写真をさける

〇二人の距離が近すぎない

 

などの写真を選ぶことや、相手の立場や近況 に配慮してもう1パターンの年賀状を選んで送るのも良いと思います。

 

ですが、あまり送る相手の一人一人の気持ちや立場に配慮したくない場合には、毎年「夫婦二人の写真を送る」相手であることを、相手に認識させてしまうことも奥の手だと思います。

 

 

まとめ

夫婦二人の写真入りの年賀状に賛成できる人は、年賀状にある写真を「相手が送りたい気持ち」にフォーカスするとともに、写真のメッセージを自分に当てはめずに受け取る傾向が強い人です。

 

また、夫婦二人の写真入りの年賀状が反対な人は、夫婦二人の写真を見ることで、相手の意図を深読みしたり、自分の感情が揺さぶられたり、自分の感情に焦点を当てて考える傾向が強い人です。

 

自分が幸せであることをめったに会えない相手に伝えたいと考えれば、夫婦二人の写真入りの年賀状を送ることも良いと思います。

 

ですが、相手が幸せな状況でなければ、選んだ写真によっては不快に感じることもあります。送る側だけの思いがそのまま伝わるというよりも、受け取る側の気持ちによって、あなたへの印象や感情は変化します。

 

たかが年賀状、されど年賀状。

 

夫婦二人の写真を送ったことで、マイナスなイメージを持たれずに済むような写真を選ぶことは大切かもしれませんね。さりげなく、幸はお裾分けしましょう!

 

【執筆者】

村松真実 看護師・心理相談員

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