幻覚や幻聴があり、夜も寝られず、親も理解してくれません(10代・女性)

2016.12.18公開 2016.12.19更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

 
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ご質問

誰かに殺されるんじゃないかとか、誰かに常に監視されてるような視線(幻覚)を感じたり、幻聴(年代は様々)が聴こえたりします。

 

夜も寝たら、リアリティでグロテスクな夢を見るため寝れません。そのため、学校をサボり、朝6時頃に寝て、昼11時頃に起きるという生活をしています。

 

幻覚や幻聴のことに対して親は「昼寝してるから、夜寝れないんだ」「ゲームのしすぎ」「寝る努力してないから寝れない」と言ってきます。

回答

初めまして。ご質問いただき、ありがとうございます。

 

また、あなたについての詳細を教えていただき、ありがとうございます。

 

まず、幻覚や幻聴を感じながらも、それらの存在をご自分で気づかれているという点は、とても大切なことです。これは、ちょっと難しい言葉で言えば「現実検討力」と言います。

 

この「現実検討力」が不安定になると、例えば監視されているような視線を感じると、身の危険を察知して、自分から防犯カメラや盗聴器をつけてしまったり、あるいは幻聴と話し始めるという行動が現れてきます。

 

要は、現実と幻想の境目がなくなってしまうのです。

 

そうなると、いつも監視されたり、誰かの話し声が聞こえてくるので、眠れない状態が続き、ますます精神的に不安定な状態に陥ってしまうのです。

 

あなたの場合は、時間帯はさておき、睡眠は取れているようですので、そこまでではなさそうですね。

 

ただ、この「現実検討力」が一時的に不安定になりやすい時期が、あなたのような青年期(思春期)と言われています。

 

もし症状が気になり、日常生活にも支障がでているようでしたら、一度医療機関(精神科または心療内科)に相談されてみてもよろしいかと思います。

 

お薬の力で一時的にあなたを困らせている症状を落ち着かせることもできるでしょう。是非、参考にしてみてください。

佐藤文昭

佐藤文昭

臨床心理士

おやこ心理相談室 室長

詳しい情報・お問合せはこちら

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