パワハラを受け、うつ病になりました。なんとか社会復帰したいです(30代・男性)

2016.12.28公開 2017.03.29更新
林田一

回答者
林田一
臨床心理士

 
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ご質問

新卒で入った会社で、罵声と暴力のパワハラを受け、5年ほど引きこもり、心療内科ではうつ病の診断を受けました。現在は、仕事に就くことができません。

 

その後、飲食関係に就職しましたが、新卒時よりも激しいパワハラにあい、仕事中に倒れ、救急車で運ばれました。現在はまた引きこもりに戻っています。

 

友人からの連絡にも恐怖を感じ、結婚式の誘いも無視してしまいました。仕事をしたくても人が怖く、求人票を眺めると動悸がします。私は仕事が大好きです。

 

なんとか社会復帰したいのですが、恐怖で体が動いてくれません。何か解決策を頂けないでしょうか。

 

回答

初めまして。臨床心理士の林田と言います。

 

中には思い出したりしてしまって、話すのが辛かったりしたこともあったかもしれませんが、勇気を出してお話下さり本当にありがとうございます。

 

頂いた文章を何度も読み返させて頂き、どんな状況だったのだろうと想像していました。とても過酷な状況の中、お仕事をされており、今こうして文章を書いている瞬間も胸が詰まる思いです。

 

また、仕事で元気よく働きたいと思う反面、人が怖くなってしまって、なかなか前に進めないという状況はとても辛いですよね。

 

「仕事したい、けれども出来ない」という葛藤を抱えて日々を過ごしている状況でしょうか。

 

ご質問者様にとっては、一刻も早く職を見つけて元気よく働きたいという想いがあると思います。

 

しかし、それだけ過酷な体験をしていると恐怖が勝ってしまい、すぐに就職しようと思うと焦りだけが募ってしまうという状況にもなりかねません。

 

職を見つけて元気よく働くという目標を達成するためにも、今は今の自分にできることを一つずつ整理していくのが良いのかなと思っております。

 

例えば、卓球が上手になりたいとしましょう。

 

その時、いきなりオリンピック選手のような卓球さばきになることができれば良いですが、なかなかそういう訳にもいきません。

 

地道な練習も重ねないといけないですし、もっと基本的なことを言えば、ラケットと球を買いに行ったり、地域のスポーツセンターを予約したりしないといけません。

 

ご質問者様にとって、「これだったら出来なくはないかな」というものを探していくのが、最初の一歩だと考えています。

 

通院されているならば、その通院を続けることや、デイケアに通ってみる、家の周りを散歩してみるなども選択肢に入ってくると思います。本当に些細なことでも構わないのです。

 

もしかしたら、「そんなことで今の状況が改善するのか、もっと早く働きたいんだ」と焦る気持ちが出てきてしまうかもしれませんね。

 

小さな一歩に感じるかもしれませんが、確かな一歩です。些細なことでも構いません、気になることや思うところ、できそうなことがあったら教えてください。

 

私も一緒に考えていきたいと思っています。

林田一

林田一

臨床心理士

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