手首を切ることが止められません

2017.03.17公開 2018.05.09更新
梶原成子

回答者
梶原成子
臨床心理士

ご質問

手首を切ることが止められません。特に苦しい時は、溜め込んで溜め込んで、手首を切るに至ってしまいます。

 

動悸がして火照るときは、誰かに気付かれるのを恐れて、いつも通りにしています。

 

カウンセリングは、いつもは誰にも言えないことを話せたので、毎回少しスッキリしていましたが、カウンセリングの先生の目も気にしてしまい、本当に思っている事は話せませんでした。

 

今、死にきれずに生きているのは、死への恐怖からだと思います。

 

それでも、手首や腕を切ったり、もっと深く切れる刃物や方法を探したり、死にたいと思っている自分が怖いです。

 

傷が残りやすい体質なので、手首を切る度に後悔します。

 

傷を見られるのが嫌で、左腕だけ袖をまくったりもできず。友達が出来ても、離れていかれるのが怖くて、逆に逃げてしまったり、ついていけなくて結局1人だったり…。

 

最近は、憂鬱な時とそうでない時の差が激しいです。家庭の状況も不安定で、ますます情緒不安定で、「手首を切りたい、切りたい」とばかり思っています。

 

高校でもカウンセリングを受けてみないかと言われましたが、「私なんかが受けていいのか」と思ったり、「また、カウンセラーさんの目を気にして、本当に思うことを話せないんじゃないか」と思って踏み切れません。

 

かといって、誰にも話せず辛いです。

 

▼前回の相談はこちら▼

回答

お返事ありがとうございます。

一つ一つ丁寧に考えて答えてくださったのですね。

家庭の状況も一層苦しそうで、色々な思いがあるのに、それを人には気づかれないようにいつも通り…どうやってできているのだろうと驚くばかりです。

気持ちの起伏が激しいこと、溜め込んで溜め込んで、そして耐えられなくなってしまうこと自分でわかっているのですね。

そして誰かに思っていることを話せれば、少しはスッキリすることもわかって…

残り:312文字

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