自傷行為をやめたい…どうしたらやめられる?

加藤たかこ

回答者
加藤たかこ
臨床心理士

ご質問

自傷行為をやめたい思っているのですが、どうしたらやめられるのでしょうか。

 

私は去年から精神科に通院しています。診断名が「境界性パーソナリティ障害」ということでした。入院は1回だけしたことがあります。

 

退院後は過量服薬をやめれるようになりました。でも自傷行為がなかなかやめれずにいます。

 

私は中学2年生の頃からよく自傷行為をしていました。色々と辛いことを経験してきてストレスを抱え込んでいました。

 

信頼できる人はたくさんいたのに、周囲の人に全く相談できなくて、悩んでいました。

 

私は1人で溜め込んでしまう性格で、相談しようと思ってもなかなか相談できずにいました。

 

最初に精神科に通院しようと思った理由は、元彼にDV被害を受けて、その結果、自傷行為が目立ったので通院しようと思いました。

 

最初は心療内科に通っていましたが、何となく医者が信頼できず、少し大きな病院の精神科に通うことにしました。

 

入院した時は、あまりにもその生活に耐えられず、1週間ほどで退院しました。

 

今は、過量服薬はトラウマになって、薬を見るだけで吐きそうになります。

 

ですが、自傷行為はなかなかやめられていません。自傷行為をしたら色んな人が心配するし、悲しい気持ちにさせてしまうと分かっているんですが、それでもやめられません。

 

自傷行為を減らせれば病気も改善していくと思っているのですが、どうしたらやめられるのでしょうか。

 

私はよく自分が悪くなくても最終的に自分が悪いんだと思ってしまう傾向にあります。よくないとわかっていてもそう思ってしまいます。

 

あと、最近、もう1人の自分が出てきて、それを担当医に話したら「解離性障害」ではないかと言われました。

 

私は少し前まで普通の高校に通っていましたが、学校にいても何もする気になれなくなり、薬を大量に飲んで毎日具合悪くて保健室にずっといる生活をしていました。

 

今は、高校をやめて通信制の高校に通っています。週に1回だけなので少しは頑張れそうです。今はバイトも何もしていないのでほぼ毎日ずっと家にいます。

 

ほぼ日中は1人なのでとても孤独です。夜になると自殺のやり方などを考えたり、信頼してる人に見放されてるんではないかと常に考えてしまいます。

 

楽しいと思った途端に、急に悲しくなったりして本当にそれが嫌です。私には彼氏や家族や大切な友達がいます。彼氏には1番に支えて貰っています。

 

皆とても信頼できる人達ですが、私は依存性が強く、少しでも自分が気に入らない発言などをした場合、とても見捨てられたと思い込んでしまいます。

 

それで相手を困らせてしまうことが多々あります。どうしたらそうならなずに済むのでしょうか。考えても分かりません。

 

衝動的にイライラした時はどうすればいいんですか。

 

とても辛いです…。

回答

初めまして。投稿を拝見致しました。

 

止めたいのになかなか止められない行動によって、とてもご苦労されているようですね。

 

投稿者様は自傷行為によって傷つく周りの方々のことを気遣っていらっしゃいますが、きっと一番傷ついているのは投稿者様ご自身でいらっしゃるのではないでしょうか。

 

また、感情の急変が続くと、それによって、投稿者様自身が振り回されて疲れてしまいますよね。

 

さて、投稿者様は「自傷行為を減らしていくことが病気の改善につながる」とお考えのようですが、必ずしも自傷行為を無理やり抑え込むことと病気の改善は、イコールではありません。

 

もう1人の自分が出てきたとのことですが、最近自傷行為をしないようにと、ご自身をかなり追い詰めていらっしゃるようなことはありませんでしたか?

 

もしかしたら、それも自傷行為を止めようとしたストレスが別の形を取って現れたものなのかもしれません。

 

自傷行為にも意味があって存在しており、投稿者様は色々と辛いことが多い中、自傷行為をすることで何とかここまで生き抜いてくることができました。

 

その為、自傷行為を「完全に無くすべき敵」とみなすよりは、その頻度を少しでも抑えていけると良いのかもしれませんね。

 

また、日々の他者とのやりとりにおいて、信頼している人から見捨てられたと思って相手を困らせてしまうことや、衝動的にイライラしてしまうことがあるとのこと。

 

感情は自然に湧き上がってくるものであり、衝動的に沸き起こって来る強い感情を起こらなくすることは、現実的とは言えないかもしれません。

 

けれどもそのような強い感情が起こってきても、どういう行動を取るかということは、実は自分で選択できるものです。

 

例えば、「カッ!ときたら、つい相手に当たり散らしてしまう」ということがあったとします。

 

それは長年の経験で、「衝動的な強い怒り」と「当たり散らす」という行動が、1つのセットとして学習されてきた結果であると言えます。

 

まずは、「小さな怒りを感じた段階のところで、当たり散らさずにやり過ごす」という風に、小さい段階から少しずつ再学習していくことで、少しずつ変わってくるところがあるのではないでしょうか。

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