就活中ですが、自分の弱さに殻にこもってしまいます

2017.07.02公開 2018.05.16更新
池田智理子

回答者
池田智理子
キャリアコンサルタント 認定心理士

ご質問

お返事ありがとうございます。就活は、実際まだ始まったばかりで、今は面接ばかりです。

 

正直、失礼な話ですが、落ちてもあまりガッカリしたりはしません。なんだか、落ちること前提で受けているような気持ちです。

 

一応、面接に行くまでは、会社のことなどを調べたり、選考を受ける会社の説明会などには行きますが、「これだ!」と思えるものはありません。

 

自己分析は確かに甘いかもしれません。

 

友人や学科の人に他己分析をお願いし、ある程度他人から見た自分像というのを知っていますが、それも不十分かもしれません。

 

中学時代に、不登校時代があり、その際イラストや芸術、ゲームの世界へ逃げていました。

 

その時に見たイラストやゲームの世界観にとてもとても感動しました。

 

現実では感じられない心の高揚感を感じ、自分もものづくりを通して、

 

「自分と同じような想いを感じている人を感動させたい、居場所を提供してあげたい」

 

と、そう漠然と考え、ものづくりができる職種を探していました。

 

実は、アルバイトでwebデザイン会社でデザインアシスタントをしていて、その会社から新卒として正社員の話を頂いたのです。

 

しかし、最終的には断ってしまいました。

 

アルバイト先は、正直他の会社にはない自由と遊び心溢れるデザインを大事にしていて、働く人達のことも尊敬していました。

 

それなのに、自分の仕事の遅さで怒られることが多くなり、怒られる経験が今まであんまり無かったせいで、自信を無くしてしまいました。

 

同時期に同じく、アルバイト先で正社員として決まっていた先輩が色々あって辞めることになり、情けない話ですが、自信を無くして、アルバイト先の人にも疑心暗鬼になってしまい、努力を怠り、逃げる日々を続けていました。

 

そんな日々を続けることで罪悪感と自己嫌悪と就活への焦燥感が増してしまい、このままでは双方に良くないと思い、結局内定を辞退する結果となりました。

 

正直、自分がこんなに弱いとは考えていませんでしたし、すごく自分がだらしなくて、こんな有難い話を頂いたのに最低な断り方をしてしまったと思っています。

 

自分もアルバイト先の人も傷つけて、一体自分に何が残ったのかな、とか、ただ逃げただけだと感じました。

 

この逃げた経験が自分の中で布石になってしまって、、正直ものづくりの仕事も辞めた方が良いのかもしれないと思い始めました。

 

私は結構凝り性なところがあって、無駄に完璧主義で、わりとめんどくさい性格で、仕事がすごく遅いです。

 

仕事としては、利益も結果も出さなければなりませんし、効率も必要です。

 

果たしてこんな心が弱くて、ものづくりができるのかなと感じ、殻にこもってしまいます。

 

▼前回の相談はこちら▼

回答

再度ご相談ありがとうございました。

どんな職業に就いても、仕事をしてお給料を頂くわけですから、利益も結果も出し、効率化を図ることが社会人として求められるものとなります。

これは大前提になります。あなたもこの辺はよくご理解されているなと思いました。

怒ってくれる人ってとても大事な人です。どうでもよかったら、怒らず、放っておきませんか。あなただったらどうでしょうか。

それとは別に、「落ちてもがっかりし…

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