うつ病で希死念慮…仕事探しはしない方がいいですか?(40代・女性)

2017.07.05公開
村松真実

回答者
村松真実
看護師 心理相談員

 
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ご質問

1年程前、リストラのショックからうつ病になりました。病院に通い、薬を飲み、少しずつ快方に向かい、先生から、「短時間からなら仕事をしてもいい」と言われ、仕事探しを始めました。

 

ただ、慢性的な肩こりから、頭痛と軽い吐き気が出て、整骨院に通いはじめましたが、肩こりの症状が出てから、希死念慮が出始めました。

 

仕事をしたいのですが、肩こりの症状や、希死念慮が治るまで、仕事探しはしない方が良いのでしょうか?

 

因みにうつ病は、何回か再発しています。

回答

初めまして。ご相談、ありがとうございました。

 

リストラのショックからうつ病になりながらも、また就職しようと活動をはじめられたのですね。

 

働きたいという意欲を持つことは、とても大切なことだと思います。

 

ですが、「仕事をしたい」という気持ちは、どこからきているのでしょうか?

 

仕事をしたいと思う気持ちの裏に、「社会人なのだから仕事をするべき」といったべき論や、「仕事ができない自分には価値がない」などの思いや焦りはありませんか?

 

「仕事ができる・できない」ことばかりに焦点を当ててしまうと、リストラで傷ついたままのあなたの気持ちは置き去りになってしまいます。

 

「また、同じ思いをするのではないか」

「新しい職場でうまく対応できる自信がない」

 

などの気持ちに無理やり蓋をして就職活動を進めても、体は正直に反応し、緊張とストレスで様々な症状を示すことになります。

 

たぶん、今の体の症状は、仕事をしたいと望むあなたのもう一つの心の声の現れなのだと思います。

 

職探しと並行しながらでも良いので、医師の診察だけでなく、カウンセリングを受けられてはいかがでしょうか。

 

リストラで傷ついた気持ちと、仕事をすることへの不安や戸惑い、そしてその不安に対して上手に対処する方法を、あなたと一緒に考え、あなたの力を信じてサポートしてくれると思います。

 

様々な理由から、仕事をしなければならないのかも知れません。ですが、時には「急がば回れ」です。

 

じっくりと自分の心と向き合って、リストラ体験を乗り越えることが、今のあなたに必要なように感じます。

 

苦痛を頑張って乗り越えようとしている自分を受け入れ自分を肯定したうえで、自分の心と体に相談しながら未来に向けて動きだして欲しいと思います。

 

大切なのは、あなた自身が、仕事を始める時期かどうかを見極めることができるようになることです。

 

焦りだけでなく、仕事を始めたいと思う気持ちが強くなれば、体の緊張も今より軽くなると思います。

 

メールの上での関係ではありますが、私はあなたを応援しています。

 

心が苦しいときは、遠慮なくこの場で、吐き出してください。

村松真実

村松真実

看護師 心理相談員

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