デイケアに行くのも憂うつ…仕事を探すのはまだ早いですか?(20代・男性)

2017.07.22公開
池田智理子

回答者
池田智理子
キャリアコンサルタント 認定心理士

 
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ご質問

現在、働かずにデイケアに通って早1年ですが、そのデイケアに居たくなかったりすることがあります。

 

ただ、「もしデイケアを除いたら自分は何が残るのか」と不安な気持ちになって憂鬱になり、存在価値がなく、この世にいるのが嫌になってしまう状態にあります。

 

自分としては、デイケアに通う日数を減らし、筋トレや運動をして仕事するための体力をつけたいと考えています。

 

ここまでは、なんとか自分で目標を立てることができたのですが、「本当にそれでいいのか」と疑問に思ってしまうことがあります。

 

仕事に就くための体力をつけても、いまの精神状態で仕事が続けられるのか、デイケアですら行くのが憂鬱なのに仕事ができるのか、と。

 

そして最近デイケアで事件が起きました。昼休みに大好きな読書をしていたら、

 

「みんな静かだよねー。」

「静かすぎて怖いよなぁ。」

 

と誰かが言っているのが聞こえ、その一言で頭のなにかがキレました。

 

「なぜ、静かでいることで文句言われなきゃならないのかと!」思って、ここ一週間、体調を崩してしまいました。

 

たったその一言で、冒頭の気持ちにさらに追い討ちかけられたわけで、「そんなことで仕事なんかできないよな」と、自分でも思いました。

 

やはり、まだまだ仕事は就けないのかと実感しました。周りになに言われても平気な気持ちになりたいです。でもなかなかなれないんです!

 

結論としまして、やはり仕事やバイトするには、デイケアが平気になったという気持ちになつてからでないと厳しいんでしょうか?

 

仕事も障害者雇用の長時間よりもバイトで短期間短時間で探したいと考えています。ただ、前職から一年以上もブランクあるのでなかなか雇ってはもらえないのが現状ですが。。。

 

長文になりましたが、なにかアドバイスをいただけると幸いです。よろしくお願い致します。

 

ちなみに、就労継続B型の体験も行きましたが、雰囲気が辛く、体験だけで辞めました。理解はあるようでなかったです。

 

通院歴は約10年で、診断名は統合失調症です。重度の鬱でもあります。外出は人混みでも問題なく、よく外出します。よろしくお願い致します。

回答

初めまして。ご相談いただきありがとうございました。ご相談、内容拝見しました。

 

私はキャリアコンサルタントとして、ある就労移行支援事業所において講師をしています。「就労移行支援事業所」とは、就労を目指す、精神・知的・肉体の3障がいの方が通所しているところです。

 

私は、そこで就労講座を担当していて、VPIから自己分析、企業・職種研究、自己PR書作成、履歴書・職務経歴書・送付状の作成・ビジネスマナー、ビジネス文書、面接指導、模擬面接(集団面接と個人面接)などを教え、コミュニケーション力UPなどの対策もさせてもらっています。

 

またスタッフの一人として、日常生活、仕事スキルなどの評価を行い、就職に結びつけるよう支援も行っています。

 

そこの就労移行支援事業所では、あなたの通われているようなデイケアにも通所している方もいらっしゃいますし、就労継続B型から移って来られた方もいらっしゃいます。

 

ご存知かもしれませんが、デイケアもB型も通所に期限がありませんが、就労移行支援事業所には期限があって、2年間(生涯で)しか通所ができません。

 

また、利用者さんが週5日通えて、1日4時間の作業が出来る体力(心身共に)が付いた段階で、「そろそろ就職してもよいかも」という判断をすることが多いようです。

 

ただ、利用者さんが抱えている病気によっては、中々その目標に近づけず、休所や遅刻、早退または入院などの問題が起こる場合もあります。

 

あなたが、「他の方の発言で体調を崩された」という部分がここに当てはまると思います。

 

まずはそのような状態が収まり、安定した状態になるまで、医師や相談支援、様々な福祉と連携をしながら、利用者さんを支援さ。

 

残念ながら、スタッフや事業所の雰囲気、対応がその方に合わずに辞めていかれる方もいらっしゃるのが現状です。

 

B型にも行かれたとのことですが、もしまだその意思があるなら、色々なB型を体験して合うところを見つけることをお薦めしたいと思いました。B型でも就労の支援をおこなっていますから。

 

体力は、身体を鍛えることだけではありません。色々な場面を体験して、あなたの心を鍛えるという意味もあります。

 

また、働くということは、他者とのコミュニケーション能力も必要とされます。

 

さて、長々と書いてしまいましたが、あなたはここまで読まれてどう感じましたか?

 

ご自分の中に沸き起こった気持ちを味わってみてください。そして、私に教えてくだされば、私もご一緒に味わってみたいと思いました。

 

あなたが働きたいという意思を持たれているのであれば、少しでもこのような仕組みを使われてもいいのではないかと思いました。

 

また、障がい者の方の就労方法として、ご自分の病気を隠しながら働くいわゆる「クローズ就労」と隠さない「オープン就労」がありますが、どちらにもメリット、デメリットがありますので、判断が必要です。

 

例えば、ブランクがある場合には、オープンにすることで、履歴書の空白期間が埋められます。ただし、就職先が限定されるかもしれません。

 

また、あなたがお話しをしたくなったらいつでもご相談ください。

 

私はあなたを応援しています。

池田智理子

池田智理子

キャリアコンサルタント 認定心理士

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