うつ病で愛犬が唯一の癒し…外に出れないのは愛犬のせい?

2016.07.03公開 2017.03.20更新
杉山崇

回答者
杉山崇
臨床心理士

 
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ご質問

持病でうつ病になり、働けずにいます。

そんな自分を唯一癒してくれるのが愛犬です。

 

愛犬がいるからなんとか生きていられると思っていましたが、親曰く、「外に出てけないのは愛犬のせい」だとのこと。

 

老犬ですし、最後までみてあげたいのですが、思い切って他のことができないのは、愛犬がいるからなのかもしれません。

 

どうすれば私も愛犬も幸せになれるでしょうか?

回答

ご質問ありがとうございます。

愛犬に救われるお気持ち、痛いほどよくわかります。

愛犬と触れ合っていると、心の痛みがすっと軽くなるのでしょうか。

 

離れがたいお気持ちになりますよね。

ご両親には、愛犬と触れ合っている時のあなたの心の変化は見えません。

 

きっと、ご両親に見えているのは「外出しないあなたの姿」だけなのでしょう。

ご両親はあなたに何を求めているのでしょうか。

 

愛犬とは無関係に、あなたに期待していることがあるのではないでしょうか。

ご両親の期待が、今のあなたに合うものなのか、重すぎるものなのか、話し合えるといいですね。

 

仮に重すぎるなら、少しでもご両親の期待に近づくプロセスをご両親と話し合えれば、あなたの状態を愛犬のせいにすることはなくなるのではないかと思います。

 

愛犬もご両親に誤解されたまま逝くようなことになっては可哀想です。

愛犬のためにも、ご両親と話し合えるといいですね。

 

私たち臨床心理士は、ご家族との誤解のない関係も応援しています。

杉山崇

杉山崇

臨床心理士

神奈川大学人間科学部 教授
学習院大学大学院人文科学研究科修了。精神科、教育委員会、産業カウンセリングなどで20年あまり心理職を務める。日本学術振興会特別研究員、山梨英和大学准教授などを経て、2013年より現職。

神奈川大学人間科学部 教授
学習院大学大学院人文科学研究科修了。精神科、教育委員会、産業カウンセリングなどで20年あまり心理職を務める。日本学術振興会特別研究員、山梨英和大学准教授などを経て、2013年より現職。

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