うつを治すには?自分と合わない人とうまくやっていくには?

加藤たかこ

回答者
加藤たかこ
臨床心理士

ご質問

高校からある部活に入って、全力でやっていたら、去年6月ごろに燃え尽きてしまいました。

 

その頃、病院で軽いうつだと言われ、しっかり寝て治しました。

 

そのあと、去年の秋ごろから、先輩ではなく自分たちが先頭に立って部活を引っ張ることになりました。

 

しかし、高1生の多くがとても効率が悪く、(私は効率の良い方へと動く癖がある。)少しずつイライラが溜まってきていた。

 

一週間ほど前に、ぶっちゃけ会、という、思っていることを全部話す会がありました。

 

ここで、私がみんなとずれていて変だ、というようなことを言われました。

 

ただ自分は、世間よりも明らかに効率が悪すぎる、他の人にイライラしていたから、みんなとは別の行動をしたり、効率よく動いていただけだった。なのに、変だとかずれてるとか言われました。

 

そこから、

 

「こんな集団に付き合ってられない」

「自分はしたくて入ったんだから我慢するべきだ」

 

と考えたり、

 

「将来やりたい勉強をおろそかにしてまで、話の合わない人と一緒にいるのは時間の無駄だ」

 

と思ったり、頭の中がぐちゃぐちゃしています。

 

一度うつになっているから、うつになりやすく、抜け出せない感じがあります。

 

両親はすごく悩みを聞いてくれて、自分が間違っていないと言ってくれます。

 

家にいるときは、両親が言ってることが正しいと思えますが、部活に行くと、やっぱり自分が変でずれているんじゃないかと思ってしまいます。

 

去年の夏頃に。軽いうつと言われました。

 

聞きたいことは、

 

・鬱を治すにはどうしたらいいか(考え方を変えるにはどうしたら良いか)

 

・方向性が全く合わない人と一緒にやって行くにはどうしたら良いか(どうしたらストレスが溜まらないか)

 

よろしくお願いします。

回答

はじめまして。投稿頂きありがとうございました。

 

ご相談を拝見しました。

 

学校の部活動で、周囲の方々と方向性が噛み合わずに、ご苦労を感じていらっしゃるのですね。

 

投稿者の目から見ると、部活動の仲間のやり方には無駄が多いように感じて、イライラさせられているご様子が伝わってきました。

 

けれども部活動の仲間からは、逆に投稿者様が輪を乱していると言われたのですね。

 

ご自身としては「こちらがイライラさせられている」と思っていたのにそのように言われ、大きなショックを受けられたのではないかと思いました。

 

また仲間から「ご自身の方が変だ」と言われてから、「こんな部活に時間を割くのは無駄だ」と思われたり、「止めるのは勿体ないかな」と、相反する2つの考えの中で、お気持ちが大きく揺れていらっしゃるのですね。

 

そのような気持ちの揺れにより、投稿者様がかなり疲弊させられているところがあるのではないかと思いました。

 

今回のご相談は

 

①うつを治すには?

②方向性が合わない人と一緒にやっていくには?

 

とのことですね。ぜひ一緒に考えさせて頂ければと思います。

 

さて、うつになりやすい人には共通した考え方の癖があると言われています。

 

いくつかを挙げると・・

 

・「~べきだ」「~ねばならない」と考えやすい

・完璧にやらないと気がすまない

・自分はいつも~だ、と考える

 

などです。

 

うつを和らげていく1つの方法は、これら考え方の癖を小さくし、もっと広い考え方ができるようにしていくことです。

 

例えば、「テストでは徹夜してでも勉強しなければならない」という考えが浮かんだとしますね。

 

でも本当に徹夜してでも、頑張らなければいけないのでしょうか?

 

徹夜したことで、かえって眠気と思考力低下が起きるとしたら、むしろ逆効果ですよね。

 

具体的には「~べき」「~ねばならない」という考えが浮かんだ時には、「~なら良いな」「~なら望ましいな」というような緩い言葉に置き換えられると、気持ちに余裕が出てくるかと思います。

 

頭の中で考える言葉は癖なので、紙に書き出して違う言葉に代えることを繰り返すと、次第に緩やかな言葉が増えてきます。

 

さらに、②に関しては、ぶっちゃけ会をぶっちゃけて終わりにしては勿体なく、さらにそこから対話を進めることで、考え方の方向性が違う人ともわかり合える点が見つかっていきます。

 

今回、仲間たちのどのような点が非効率的さを感じていらっしゃるかまで具体的にご記載頂いてないのですが、例えば私は学生時代にこのような思い出があります。

 

皆より先に練習場所に到着していた私は、時間が勿体ないと思い、先に練習を開始していました。

 

後から来た仲間はずっとしゃべってて、私は「なぜ練習しないのだろう?」とイラついていました。

 

で、結局私の事前練習が開始時間ぴったりに終わったことで、挨拶等が遅れて、全体の練習開始が5分遅れました。

 

結果、練習が遅れたのは、先に真面目に練習をはじめていた私のせいだと言われました。

 

投稿者様のご経験にも、近いところはおありでしょうか?

 

でもこの時のことを想像して頂くとわかるように、私の側の「時間が勿体ない」という思いも、全体の側の「集団に合わせて時間調整しろ」という思いも、両方お互いの側から見たら筋が通ってますよね。

 

世の中の物事は、どちらかだけが悪いとかは無く、「お互いの筋から見たらそうなんだろうな~」ということはよくあります。

 

その際話し合いのコツとしては、

 

・相手の話を遮らず、最後まで聞く。聞いた上で自分の側の筋を話す

 

・「私は~思う」という主語を自分にして伝える

 

が大切かなと思います。

 

私の個人的な思いですいませんが、部活動はただダンスをする時間なのではなく、ダンスを通して色々な人間関係に揉まれ、人間的に成熟していくことに意味があると思います。

 

勿論学外に、もっとご自身にフィットした場を見つけられるなら、それも方法かと思います。

 

投稿者様のこれから先のお気持ちが、少しでも穏やかなものでありますように。

 

応援しています。

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