いつも後悔ばかりです。ほとんどの出来事が悪い思い出のようになります

2016.07.04公開 2018.04.17更新
矢野宏之

回答者
矢野宏之
臨床心理士

ご質問

いつも後悔ばかりしてしまいます。あの時、あんなこと言っちゃった、あんなことするべきじゃなかった、周りの人から変だと思われたよな、引かれたよな、嫌われたよな、というような思いが、後から後から出てきて止まらないです。

 

結局、ほとんどの出来事が悪い思い出のようになってしまって辛いです。

回答

ご質問ありがとうございます。

自分がしたことを後悔もしてしまうし、周囲の人から変だと思われたという考えが、苦しいのですね。

 

このような悩みには、いくつか対処方法がありますので、簡単にご紹介しますね。

 

 

①本当に、嫌われたのか、失敗したのかを検討する方法

 

これは認知療法と呼ばれている方法です。

 

ご自身の経験した内容を振り返ってもらい、「自分が感じたことは何%くらい正しいのか?」と一緒に検討していく方法です。

 

例えば、「周囲から嫌われた」という考えは何%正しいのか?と考えていきます。

気分が落ち込んでいたり、周囲に過敏に反応しやすい状態だと、この可能性を高く見積もってしまい落ち込んでしまいます。

 

しかし、実際は「周囲に嫌われた可能性」というのは案外低いかもしれません。

これを治療者と一緒に考え、自分の考え方を再検討する技術を身に着けていく方法です。

 

 

②周囲から変だと思われることに慣れていく方法

 

これは、行動療法とかエキスポージャーと呼ばれている方法です。

質問者様の困っていることの中心は、「人から嫌われるんじゃないか?」ということかもしれません。

 

この場合は、「自分が嫌われる」と思うようなことでも、友人や周囲の人に伝えていきます。

 

中には、「こんなことを言ったら嫌われる」と思うようなことでも、伝えてみても、案外大丈夫なこともあります。

行動療法では、あえて苦手な場面に挑戦して、この不安感を克服していく方法です。

 

以上の2点を対処方法として挙げてみました。

実際に行う際には、専門家のサポートを受けながら行うことが効果的かと思います。

 

ぜひ参考にしてみてください。

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