姑が嫌いです。何度、殺してやりたいと思ったか

2016.08.12公開 2018.04.24更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

ご質問

義父は優しい人ですが、姑は自分だけが正しいと思っている人で、私達の生活に何から何まで口を出します。つまり指図です。

 

結婚以来、主人の両親と同居してきました。良く言えば、面倒見の良い人なのかもしれませんが、他人の意見は全く聞き入れません(特に私)主人も言いなりです。 娘達が小さい頃から、本当に嫌な思いばかりさせられてきました。

 

姑が本当に嫌いで、何度、殺してやりたいと思ったか…。

 

でもそれは人間として間違ったこと。 私は私の人生を大切に、娘達と楽しく生きて行きたいと思い、気分転換をしてみたり、心理学の本を読んでみたり、色々試してきました。

 

でも、どんなに気持ちを変え、考え方を変えようとしても帰宅するとまたグズグズ、グズグズ文句が始まります。最近は無視していますが、気持ちが塞ぎます。

 

うつ病で心療内科にかかっています。夫と2人の娘がいます。心療内科では薬を出して貰っていますが、「薬では全面解決にはなりませんよ」と言われています。それも充分わかっています。

 

「自分で楽しめる事を見つけたら?」と友人には言われます。 週5日で働いているので、中々自分の時間も取れません。

 

最近ではもう、こんな人生早く終わってしまえば良いのに、と思ってしまいます。

 

「介護をしないだけ有難いじゃない」という友人もいますが、介護なんて真っ平です。

 

姑は外面は良いので、結局私がこんな事を考え、病気になっているのは誰も知りません。遠方に住んでいる義弟一家にも親戚にも、さも自分が全てやっていると言っています。

回答

ご質問いただき、ありがとうございます。

 

長い間、義理のお母様への対応で、本当にご苦労が多い中、今までよく頑張ってこられていますね。相当なご苦労があったことと思います。

 

また、あなたなりに色々と工夫され、努力もされているようですね。本当によくやっていらっしゃると思います。

 

うつ病も抱えていらっしゃるということですが、義理のお母様のような方と毎日生活を共にしていれば、うつ病を患ってしまうのも無理もないでしょう。

 

また、義理のお母様から理不尽な言動を受けたり、それによって嫌な想いを沢山されてきたことと思います。 “何度、殺してやりたいと思ったか”と書かれていました。

 

もしかするとあなたの心の中には、かなり鬱積された怒りがあるのかもしれません(鬱積された怒りの先には、恨みや憎しみという感情があります)。

 

この怒りは、本来義理のお母様に向かうべきものだったのでしょうが、あなたの立場上、その怒りを直接表現できなかった、あるいは今までに表現したかもしれませんが、それ以上に義理のお母様に言い返されてしまったなどの経験があると、怒りを我慢してしまうことがあります。

 

そうなると、今度はその怒りが自分自身に向いてしまい「自分はダメだ。自分が悪いからだ。生きている意味がない」などという自責感につながってしまい、無気力状態に陥ってしまうことがあります。

 

ですから、うつ病の回復には、この怒りの感情をある程度処理していく必要があります。

 

長い年月をかけて蓄積されてきたあなたの怒りは、第三者に語ることで少しずつ処理されていくと思います。今までに義理のお母様からどんなことをされ、その時にあなたがどう感じていたのかを丁寧に扱っていく必要があるでしょう。

 

心の大掃除をしながら、気持ちを整理していくと自然と落ち着いてくると思います。 この作業を一人で取り組むことはなかなか難しいかもしれませんので、是非心の専門家である臨床心理士の元で一緒に取り組んでみるといいかもしれません。

 

年齢的に考えても、これから義理のお母様が変わるということは期待できそうにありません。むしろ、変わらないという前提で関わっていくしかなさそうです。

 

その中で、あなた自身が自分の心の中にある「ありのままの感情」を認め、許していく作業はどこかのタイミングで必要になってくるでしょう。

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