彼氏との別れが辛いです…1人でいることが怖くて仕方ありません。(10代・女性)

2016.10.17公開 2016.12.14更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

 
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ご質問

女子高校生です。 彼氏との別れが辛いです。現在、学校、恋愛、部活、勉強面で悩みが重なり、なにをすればいいのかわからず混乱しています。

 

1ヶ月ほど前に、付き合っていた彼氏と別れました。 それから1人でいることが怖くなりました。 前から怖かったんですが、彼氏がいた時は彼にLINEをしたりして忘れていました。

 

でも彼がいなくなり、喪失感で1人でいることが怖くて仕方ありません。

 

 

放課後時間があいたり、週末の予定がなかったり、文化祭が近くやることがあるが、文化祭が終わったらと考えると不安で仕方なくなります。

 

友達などと話している時間は大丈夫なのですが、毎日話せる余裕もなく、このまま友達に依存してしまうのではないかと考えるとなかなか話せなくなってしまいます。

 

また彼氏とのお別れもキレイなものではなくて、私がもともと依存体質で、すぐ病んでしまう、束縛するなどあり、彼が我慢ができなくなって別れてと言われました。

 

そのあと連絡先はすべてブロックされ、Twitterや、クラスの人とで悪口を言われています。同じクラスがあと2年半続くのでつらいです。

 

私は変わろうと努力しているのですが、なにから変わればいいのかわからず、普通に生活していてもなにか言われているんじゃないかと怖くて学校に行くのが億劫になっています。

 

彼は私の周りにはダメ男と言われていて、私もそう思うところもあり、次の恋に進みたい気持ちもあるのですが、毎日顔を合わせるので切り替えることができません。

 

勉強面でも成績が思うように出ず、順位が下がる一方です。

 

部活も、半ば引退という形になり、あと2年半はどのように参加していけばよいのかうまい程度がわからず、後輩達も部活内でゴタゴタを起こしていて、どうすればいいのかわかりません。部活に行きたいけれど、状況を考えると行きずらいです。

 

趣味を見つけろと言われるのですが、全てがながらになってしまい、全く集中できません。

 

ゲームやお絵かきパズルなどをよくやりますが、終わったあとになにをやっているんだろう、無駄なことをしてしまったと落ち込んでしまいます。

 

写真を撮ることも好きですが、1人で外に出るのが怖くて撮りに行けません。 部屋にいてもやることもなく、ケータイや動画を見ていますが、全部終わったあとにつらくなるのでやりたくなくなっています。

回答

初めまして。ご質問いただき、ありがとうございます。

 

また、あなたの置かれている状況を詳しく教えていただき、ありがとうございます。 学校、恋愛、部活動、勉強など色々と悩みを抱えていらっしゃるようですね。

 

その中でも、彼氏と別れてしまったことは、あなたにとってとても大きな出来事だったことでしょう。

 

まず、あなたの場合「寂しさ」がキーワードになってきそうですね。

 

彼氏がいた時は、一時的に寂しさを満たすことが出来ていたのかもしれませんが、彼氏と別れてしまった今、「寂しさ」が直に襲ってきているのかもしれません。

 

この「寂しさ」と直面しなければいけない状況だからがゆえに、急に怖くなったり、不安になったりしているのかもしれませんね。

 

あなたはもともと依存体質と書かれていました。依存体質と「寂しさ」には密接な関係があります。寂しさに耐えられないと、一人でいられませんね。

 

一人でいると寂しさが襲ってくるので、誰かに必死にしがみつこうとします。これが依存を生み出します。

 

特に、関係が近い存在(例えば彼氏や友達)に対して、依存行動は表れてきます。依存行動の深層心理には、「いつか(相手が)自分から離れていってしまうんじゃないか」という「見捨てられ不安」があります。

 

だから、相手を執拗に束縛したり、常に相手が自分を嫌っていないのか気になってしまうのです。そして、その不安は相手の自由を奪い、いつの間にか相手に「重い」という感覚を植え付けてしまうのです。

 

また、あなたは何かの役割やその後の予定(取り組むこと)がないと急に不安になると書かれていましたね。これも依存体質の特徴です。

 

ダメ男は、色々と問題を持っていることが多く、何より手がかかりますね。それはあなたに「彼の世話を焼く」という役割を与えてくれます。彼に必要とされることで、あなたは自分の存在意義を確認できるわけです。

 

いずれにしても、「寂しさ」と上手く付き合っていくことが、今後のあなたの課題になってくるでしょう。

 

あなたは色々と変わろうと努力されているようですが、変わることに意識を向けるかわりに、あなたの心の中にすでにある「寂しさ」に向き合ってみられてはどうでしょうか。

 

学校生活内であれば、まずは休み時間や放課後などに、無理に友達と話す時間を作らずに一人の時間を作ってみる。一人の時間を自分の好きなことの時間に工夫してみてもよろしいかと思います。

 

あなたの場合、自分の趣味や好きなことに時間を費やすと、一抹の罪悪感が出てくるはずです。その罪悪感が出てきたとしても、まずは自分の好きなことを、無心に取り組んでみて下さい。

 

一人の時間を楽しんでみることです。これが出来るようになると、「寂しさ」と上手に付き合っていくことが出来るようになります。

 

その結果、依存体質に変化が生まれ、色々な人間関係がもっと楽になってくると思いますよ。

 

「寂しさ」は誰しも持っている気持ちの一つです。その気持ちと上手く付き合っていくことが、大人の条件でもあります。

 

一人の時間は自分の心を成長させてくれる絶好のチャンスとして捉えてみて下さい。 これからも応援しています。

佐藤文昭

佐藤文昭

臨床心理士

おやこ心理相談室 室長

詳しい情報・お問合せはこちら

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