【経験者が語る】夫婦でうつ病…離婚を考えている人が考慮すべきこととは?

2017.02.02公開 2019.05.16更新

夫婦のどちらかがうつ病になった場合、支えている家族も追い込まれてしまって、最終的に2人ともうつ病になってしまう…という可能性が全くないわけではありません。

 

2人して追い込まれた結果、離婚を考えることもあるかもしれません。

 

しかし、そのような大きな決断をする前に考えておくべきことがあります。

 

あとで後悔してしまうことがないように、2人でじっくり考えていきたいことをまとめてみました。

 

 

うつ病治療中に大きな決断をしてはいけない

基本的に、うつ病の治療中には、離婚や退職といった大きな決断をしないようにしたほうが良いとされています。

 

うつ病になると判断力が落ちてしまい、一時的な感情で行動して、のちに後悔をすることになる…ということを避けるためです。

 

ですので、仕事であれば一旦休職して、回復してから考えるよう勧められますし、離婚に関しても一旦保留にすることが望ましいと言えるでしょう。

「一緒にいるのがつらいから、迷惑をかけるから、別れよう…」

うつ病になるとそんなふうに考えがちですが、そう思うこと自体も病気からくるものである場合もあります。

 

夫婦でうつ病になった場合も、早急に離婚の判断をするのではなく、まずは症状を落ち着けて冷静に考えられる状況を取り戻すことが重要であるということが前提となります。

 

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小松亜矢子

看護師

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2017年2月2日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。