【引きこもりのご家族向け】8つの対処法と声掛け例を臨床心理士が解説

2016.09.01公開 2019.05.16更新

「家族以外と話をしない」「コミュニケーションはインターネットのみ」

 

このような引きこもりの状態が続くと、次第に人とのコミュニケーションがとれなくなっていきます。

 

また、引きこもり生活によって、ご本人はもとより、ご家族であるあなたの生活リズムも乱れるようになっていませんか。

 

こうした状況を脱出するためには、まずどうすればよいのでしょうか?

 

今回は、引きこもりのご家族向けに、8つの対処法ついて臨床心理士の先生に解説してもらいました。

 

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引きこもりのご家族向けのプログラムとは?

引きこもりの場合、引きこもりに加えて、OCD(強迫性障害)、または発達障害を持つような状態になると、医療機関ではお薬だけはくれますが、訪問をしてくれるわけではないと思います。

 

そこで、例えば認知行動療法の中には、家族にスキルトレーニングをすることで、本人を治療に繋げるプログラムが存在します。

 

このプログラムは「CRAFT」と呼ばれるものです。

 

元々は、アルコール依存患者に対するものでしたが、現在は引きこもりに対して用いられることが多いようです。

 

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矢野宏之

臨床心理士

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年9月1日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。