人生がつまらないです。自分の人生にいらだちと焦りしかないです(30代・女性)

2016.07.04公開 2016.11.25更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

 
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ご質問

人生がつまらない事に、とうの昔に気づいて、何とか埋め合わせしようとしています。

毎日が辛いなあ、生きてて意味があるのかなあとは思ってしまう。

 

かといって死ぬ勇気はないし。

いつも自分の人生にいらだちと焦りしかないなあ、いつかなくなる日は来るのだろうかと思う。

回答

あなたの心に浮かんでいる素直な気持ちを教えていただき、ありがとうございます。

あなたの文面の中には、ある大切なキーワードが隠れているように感じました。

 

それは「苛立ち」です。

 

「苛立ち」は、別の言葉で表すと「怒り」ですね。この「怒り」というのは、自己表現と自己主張の芽と言われています。

 

欲求が満たされないことに対する自然な反応ですから、怒りがあるということは、欲求があるということですね。

 

一方で、怒りを抑えることは、欲求そのものを抑えることになります。

欲求を抑えてしまえば、欲求が満たされる喜びもなくなります。

 

そうすると「生きる喜び」自体を感じられなくなってしまうのです。

あなたの場合も、もしかすると以前に何かしらの「怒り」を抑え込んでしまったことがあるのかもしれません。

 

それによって、知らず知らずのうちにあなたの人生がつまらなく感じられるようになってしまったのかもしれません。

 

もしそうだとすると、あの手この手を使って必死に埋め合わせをしようとしても、「怒り」を何とかしない限り、根本的な解決にはならないでしょう。

 

そこで、あなたには「怒り」ノートを作ってみることをお勧めします。

 

ノートの左側に自分の家族や友達、学校の先生、彼氏や彼女など今までにあなたと関わりのあった方の名前を書きます。

 

右側にその人に対する正直な気持ち、特に怒りについて書き出してみましょう。

きれいに書こうとせず、思いつくままに書き出すことがポイントです。

 

この作業を「怒りの棚卸」と言います。

 

あなたの心の中にある苛立ちは、自分の人生に向いているかもしれませんが、本来は自分以外の誰かに向いていた苛立ちなのかもしれません。

 

あなたの中にある苛立ちを注意深く観察しながら、何に対する気持ちなのか振り返ってみて下さい。

 

それが自己主張や自己表現という形で表現される時、あなたの無気力さが解放され、あなたの人生に何かしらの意味を見出すことが出来るようになると思います。

 

是非、試してみて下さい。

佐藤文昭

佐藤文昭

臨床心理士

おやこ心理相談室 室長

詳しい情報・お問合せはこちら

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