今思えば明らかに「躁状態」だったときのこと【Aさん第4回】

2017.07.11公開
 
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皆様、ご覧いただきありがとうございます。今回は、「このままではやばい」と漠然と思った、卒業旅行での躁状態の様子についてお話しします。

 

 

親友と大学の卒業旅行に

私が就職活動をしていた頃、ストレスフルな考え方や強迫症状の傾向があったことは前回お話しした通りです。

 

アルバイトも繁忙期で頑張りすぎました。

 

慌ただしくアルバイトに最終出勤したわずか2日後、今度は沖縄へ、大好きな大学のメンバー男女7名と卒業旅行に出かけました。

 

そのメンバーとは、社会人となり全国に散った今でも交流がある、生涯大切にしたい人たちです。

 

 

疲れていたのにハイテンション

卒業旅行でも同様に、私は楽しみすぎました。今思えば、明らかに躁状態でした。

 

そんななかダイビングに初挑戦したり、お酒を普段以上に飲んだり、おしゃべりに興じて深夜まで起きていたりしました。

 

毎日疲れていたのに、それを感じず、むしろテンションが上がるばかりでした。反省点は沢山ありますがメンバーに対しては感謝しかありません。

 

 

現実なのか妄想なのか

旅行の詳細については、どこまで真実か覚えていないので語れません。

 

寝不足というより、ずっと夢を見ているような感覚で、全く眠気は感じませんでした。

 

また、妄想は少しずつ多くなってきました。

 

寝ている時の夢なのか、現実なのか妄想なのかよく分からない思い出や、夢にしてはクリアすぎる、現実にしては荒唐無稽な記憶がいくつかあります。

 

そのような体験をしてもなお、躁状態だった私は、「少しおかしい、最近忙しいからテンションが上がって眠れない」程度にしか思っていませんでした。

 

 

つらいとは思っていなかった

「このままではやばいな」と思ったのは、くたくたになって自宅に帰り、倒れこむように眠った時でした。

 

そんな時でも、「しばらく眠られればいい」「とにかく眠りたい」とお酒に手を伸ばしていました。それでも、つらいとは思っていませんでした。

 

 

当時を振り返って…

一緒に旅行に行ってくれた皆にとっては、もしかしたら、「あの時、Aにこうしておけばよかった」と思うことはあるかもしれません。

 

でも、私は、たとえ躁状態だったとしても、みんなと旅行に行けてよかったと未だに胸を張って言い切れます。みんな有難う。

 

大好きです。こころから。

 

 

これを読んでいる皆さんへ

当事者にとってこころの病気の初期症状は、このように、「後から思い返せば、明らかに~だった」と思うような出来事は多いです。

 

逆に、第三者から見ても、「思い返せばそういう傾向にあった」という程度です。

 

もし、こころの諸問題を抱えている人が身近にいれば、まずは少し時間をとってあげてください。

 

当事者が話をするかもしれません。

眠りたいと訴えるかもしれません。

 

心療内科へ連れて行くのは難しくても、最悪の事態の前に、隣人が気づいてあげることは可能です。

ペンネーム:Aさん

 

 

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