攻撃的な人への対処法とは?2つのタイプ別に臨床心理士が解説!

2016.07.31公開 2019.05.16更新

「すぐに批判ばかりしてきて、話が前に進まない」「上司はいつも攻撃的で、ガミガミうるさい」

 

攻撃的な人を目の当たりにすると、「あの人さえいなければ…」とついつい考えがちですが、生きていると、どんな形であれ、批判を受けることは免れないことです。

 

批判に対して、上手に対応できなければ、ストレスは溜まっていく一方です。

 

そこで今回は、攻撃的な人への対処法について、臨床心理士の先生に解説してもらいました。

 

 

批判には2種類ある

まず、一番最初に行うことは、批判を2種類に分けることです。

 

それは、「建設的な批判」と「非建設的な批判」です。

 

建設的な批判とは、

「仕事の納期がいつも遅れてしまう。これは、いけないんじゃないか」

「資料に不備が多い」

など、その批判を聞いたときに、素直に自分が悪いと思えるような批判です。

 

一方、非建設的な批判とは、

「お前の態度が悪いから、こんな失敗が起るんだ」

「この仕事の失敗は、全てお前のせいにあるからな」

などのように、素直に聞けない批判であったり、批判の根拠が理不尽な内容である批判です。

 

シェア
ツイート
ブックマーク

矢野宏之

臨床心理士

EMDR専門カウンセリングルーム >>HPはこちら

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年7月31日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。