発達障害とトラウマ…事例と対策について臨床心理士が解説

2016.09.27公開 2019.05.16更新

発達障害の人が「やっかい者」として扱われている…

 

そんな状況を目の当たりにしたことはありませんか?

 

周囲の無理解によって、孤立し、時にトラウマ体験をする人も少なくありません。

 

そこで今回は、発達障害とトラウマについて、事例と対策について臨床心理士に解説してもらいました。

 

 

発達障がいへの理解が不十分な教育現場

発達障がいが、教育界や医療分野で認知されるようになって、まだ15年〜20年しか経っていません。

 

今日でも、まだ教育現場では発達障がいの子どもへの支援については徹底されておらず、地域間や個々の教員間で温度差や理解の隔たりがあります。

 

私がスクールカウンセラーでいろんな学校を回っていた数年前にも、親身になって熱心に発達障がいの子どもの支援に当たっている先生に対して、理解のない先生から心ない一言を浴びせられ、子どもと同様に傷ついている熱心な先生を職員室で見かけたこともあります。

 

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原賀一敏

臨床心理士

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年9月27日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。