自傷行為をやめたい…どうしたらよいですか?

2017.03.20公開 2018.05.09更新
池田智理子

回答者
池田智理子
キャリアコンサルタント 認定心理士

ご質問

高校一年生です。自傷行為に悩んでいます。自傷行為をやめたいです。

 

突如、不安や劣等感に駆られ、電池などの異物をのみこもうとしたり、目をまぶたのところから、指をおしこんで眼球を強く押してしまったりします。

 

自分でもこんなことはしてはいけないとわかっているのですが、物凄く強い自傷衝動が襲ってきます。

 

しかし、「目を押してしまえば、失明してしまうかもしれない。そうすると二度と家族を見ることもできない」と考え、その二つの恐怖に挟まれて、いてもたってもいられなくなり寒気がします。

 

この間はお風呂で耐えきれなくなり、狂ったように泣いてしまいました。

 

親との関係は良好です。部活はいじめなどの人間関係の問題で大きなストレスとなっていて、この間やめました。

 

進学校に通っていて、「受験受験、勉強勉強」といわれつづけていますが、自分は勉強も手につかず、成績も下の方で、いつも劣等感に苛まれています。

 

自傷行為をやめるにはどうすればよいでしょうか。

 

このままだと失明や、死んでしまうのではないかと、怖くて怖くてたまらないのですが、話すと引かれてしまいそうで親にも相談できていません。

 

自傷行為は一年に二度ほど陥ります。どうすればよいでしょうか…

回答

初めまして。投稿を拝見させて頂きました。

 

突然の不安や劣等感から、自分の身体を痛めつけてしまう行動をとってしまうのですね。苦しい状況の中、メッセージをくださり、ありがとうございます。

 

中学、高校時代は、自分について色々と悩み、考える時期です。

 

大なり小なり、多くの方々体験している成長過程の一つですが、感受性の強さや周囲のサポートによって、悩みの深さはそれぞれです。

 

きちんと眠れていますか?

食事は取れていますか?

朝日を浴びたり、身体を動かしていますか?

 

人の体は、心だけでなく、体の機能がキチンと働いているかどうかも大切です。気持ちを落ち着かせるホルモンも、生活を整えることで初めてうまく働きます。

 

「勉強をしなければ」と夜遅くまで起きてしまうのであれば、夜は早く寝て、朝勉強してみることも集中力を高める一つの方法です。

 

また、不安を消し去るために、自分を痛めつけてしまう時は、痛み以外にも、自分が生きている感覚が得られることがたくさんあることを意識して欲しいと思います。

 

例えば、呼吸。息を吸う・息を吐くだけの繰り返しですが、たくさんの身体の部分が動いて初めてできるのです。

 

息が吸いきれない時は、吐ききることに集中すれば必ず吸いたくなります。それが、今生きていることを体が教えてくれることです。

 

また、「食べること」「匂いを嗅ぐこと」「自分に触れること」「歩く感覚を意識すること」…

 

それらも、自分が今あることを感じさせてくれます。

 

痛みだけではなく、自分の確かさを教えてくれる方法は、実はたくさんあるんですよ。

 

不安は、考えると次の不安をつれてきます。

 

勉強しなければと考えれば考えるほど、気持ちは集中できやすくなるのも、脳の仕組みがなせる技です。

 

今は、自分以外の周りが頭良く見えるかもしれません。

 

ですが、あなた自身が将来の自分の目標や夢が見つけたり、目指すものや得意な物ができれば、気持ちが安定して勉強も落ち着いてきます。

 

スクールカウンセラーに相談したり、両親に相談して心療内科やカウンセリングを受けるのも良いと思います。

 

初めは勇気のいることかもしれませんが、気持ちを整理し、これからの自分を考える手助けになります。

 

あなたは決して一人ではありませんし、世界は無限に広がっています。

 

まずは、ゆっくり寝て、朝日や空を見上げてみて下さい。

 

いつも確実にあなたを見守っている自然がそこにはあります。

 

またいつでもご相談くださいね。

シェア
ツイート
はてブ
あとで見る