部下をうつ病にするクラッシャー上司の5つの特徴と7つの言葉とは?

2019.04.16公開 2019.06.11更新

皆さんは「クラッシャー上司」という言葉を聞いたことがありますか。

 

精神科医の牛島定信氏と松崎一葉氏が名付けた「クラッシャー上司」という言葉には、

「部下を潰しながら(クラッシュしながら)出世してきた人」

という意味が込められているようです。

 

仕事ができ、長時間労働も厭わず、愛社精神に溢れるクラッシャー上司は、昭和時代のデキる管理職像であり、上司の典型的モデルだったのかもしれません。

 

しかし平成も終わり、令和になろうとしている今、クラッシャー上司は部下を追い詰め、うつ病の原因になるという問題を引き起こしているようです。

 

もしあなたが彼らの部下だったとしたら、プレッシャーとストレスで、心がボロボロになってしまいますよね。

 

万が一、あなたがクラッシャー上司の部下になってしまったら…。

 

潰される前に、クラッシャー上司にはどんな特徴があるのかを知り、自分なりの対策を立てておきましょう。

 

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クラッシャー上司の5つの特徴

最初に松崎一葉著 『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』より、クラッシャー上司の特徴について記しておきます。

「自分は善である」という確信があり、他人への共感性は決定的に欠如している。精神的に未熟な「デキるやつ」なのだ。

(松崎一葉著 『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』)

それではこの前提を踏まえて、私たちの周りにいるクラッシャー上司には、どんな特徴があるのか、まとめてみました。

 

1.エネルギーに溢れている

クラッシャー上司は、残業を厭わず、行動力にあふれています。

 

エネルギッシュでタフな人物が多いようです。

 

底なしの体力と精神力を武器に、周りを潰していくエネルギーでみなぎっています。

 

2.成績優秀で、社内で評価されている

仕事で実績を残し、数字を出してきたクラッシャー上司はいわゆる「仕事ができる人」です。

 

彼らは、自分の論理が一番正しいと信じて疑いません。

 

順調に社内で出世し、持ち前の実績と論理を盾に、次々と部下を潰していきます。

 

3.人格は未成熟でプライドが高い

実績と評価に裏打ちされたクラッシャー上司のプライドは高い反面、精神的には未成熟なようです。

 

部下に対する共感力がなく、相手の気持ちを汲み取ることはありません。

 

そしてプライドが高いため自分の非を認めず、仕事の失敗は部下のせいにします。

 

4.部下を執拗に叱責する

仕事で部下の成果が思わしくなく、自分の思い描いた結果が得られないと、執拗に部下を叱責します。

 

過去の実績を武器に部下を論破し、理不尽な理由で責め立てます。

 

反論の余地を与えず、部下は逃げ場を失っていき、精神的なダメージが重なっていきます。

 

5.褒めない

部下が良い仕事をして、目標を達成してもクラッシャー上司は褒めてくれません。

 

部下の頑張りや成果を認めず、だんだん部下のモチベーションと精神力を奪っていきます。

 

鈴木祐美子

産業カウンセラー

産業カウンセラー、CDA、国家資格キャリアコンサルタント。セブン-イレブン・ジャパンにて営業、人事を経験後、リクルートキャリアにてキャリアアドバイザー、独立行政法人雇用・能力開発機構にてキャリア形成支援を行う。専業主婦を経て、現在は人材関連企業にて幹部人材のスカウトを行う。二児の母。

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