社会復帰できない中で、死にたい気持ちを払拭するには?

村松真実

回答者
村松真実
看護師 心理相談員

ご質問

前回、丁寧な回答をありがとうございました。

 

しかし、死にたいという気持ちはいっこうに治りません。

 

ここ2〜3年は生きた心地がせず、もうそろそろ限界が来ています。

 

以前の様に普通の生活が送れるようになりたかったです。

 

毎日寝たきりで、引きこもりに近い生活を送っています。

 

なので、父からもいろいろ言われます。

 

もう、以前のように元気になって働く事は不可能だと思っています。

 

知っているかぎりの医療機関や相談窓口に相談したのですが、いっこうに問題の解決方法がみつかりません。

 

父は働けば元気になると考えているようですが、私は今の精神状態で働ける自信がありません。

 

いつもインターネットでニュースなどをみるのですが、老後破産、貧困女子の末路という記事にばかり目が行ってしまい、落ち込みます。

 

そして、以前から感じていたことなのですが、自分の頭が悪すぎて嫌になります。

 

周りの友達からよく不思議ちゃんと思われていました。

 

躁状態の時の思考や行動は、自分でも馬鹿だなと思います。

 

躁状態の時、今まで経験した事がないほど気分が良かったです。

 

自分は何でもできると過信してしまい、睡眠時間は3時間でたり、活動的になり散財し、机にじっとして座っていられなかったので専門学校もサボりがちになっていました。

 

躁状態が6ヶ月ほど、つづきました。

 

落ち着きを取り戻し、専門学校に行っていたときも、授業内容が入ってこず、過去の嫌な記憶ばかり思い出し毎日落ち込んでいました。

 

小さい頃からこの嫌な記憶のフラッシュバックには悩まされています。

 

ここ最近は困難な事があったら、すぐに逃げてしまいます。

 

逃げてしまったことにも、罪悪感を感じてまた落ち込みます。

 

毎日過去の自分のしてきたことに対し、罪悪感を感じ、自分を責めています。

 

リストカットはした事がないのですが、父と喧嘩してカッとなったり、気分が落ち込んだりした時は死のうと思い、薬を大量に飲んだりしてしまいます。

 

首を吊ろうとした事もあります。

前回の相談はこちら

回答

ご相談メールありがとうございました。

 

死にたい気持ちやご自身を責める気持ち、そして自己嫌悪に苦しめられ続けているのですね。

 

それは、とても苦しく悲しいと思います。

 

けれど、死にたい気持ちや自責の念は、病気による症状です。

 

まずは、きちんと継続して内服治療を受け、症状を安定させることが大切です。

 

また、今は精神疾患に詳しい訪問看護も受けることができます。

 

毎日寝たきりで、引きこもりに近い生活を送っているのであれば、主治医に相談し、訪問看護受けてみるのはいかがでしょうか。

 

あなたの理解者を増やし、継続的な症状の変化を生活を含めてみてくれる人がいることは、症状の安定につながる可能性があります。

 

知っているかぎりの医療機関や相談窓口に相談したのですが、いっこうに問題の解決方法がみつからなかったとのこと。

 

確かに、解決方法を探して連絡したい気持ちはわかります。

 

ですが、相談業務を担当していた経験から言いますと、数回の相談では表面的な答えしかできないことが多いのが現状です。

 

まずは、相談する相手と信頼関係を作ること、時間をかけて分かり合うことが結果的に解決策を見つける早道になります。

 

もし、今、かかりつけの病院があるのであれば、そのを上手に利用した方が良いと思います。

 

双極性障害は、慢性疾患です。

 

焦らずに、あなたを理解してくれる人を見つけて欲しいと思います。

 

お父様についても、病気のことを理解するには、専門家からのアドバイスが必要になることもあります。

 

医療者であっても、精神科などに従事していなければ双極性障害について正しく理解している人は少ないのが現状です。

 

まして家族の場合には、理解したい気持ちと、理解したくない気持の方法を抱くことが多いので、どうしてもぎくしゃくしてしまいがちです。

 

時には、お父様と一緒に受診をして、医師から病気についての説明を繰り返してもらうことも大切かも知れません。

 

家族のサポートが、何よりも精神的安定につながると思います。

 

また、「逃げて」しまっているわけではないですよ。

 

今は、心のエネルギーがないだけです。

 

心のエネルギーが不足している時は、考え続けることもエネルギー不足を招いてしまいます。

 

考えないこと、休むこと、回復を信じることが大切な時期だと考えて下さい。

 

お薬を継続的に服用すること、誰かの継続的なサポートを受けることで、瀬病状は安定していきます。

 

諦めないでください。

 

嫌なことを思い出しても、それは今や未来には関係ないことです。

 

自分を責める必要もありません。

 

そして、死にたい気持ちに苦しまれていることを、きちんと医師や看護師、相談員に伝えて下さい。

 

辛さを理解してくれる相手を増やしてください。

 

もちろん、私も、あなたの辛い気持ちを受け止め、一緒に考えていければと思っています。

 

しんどい時は、お気軽に相談してください。

 

あなたを応援させてください。

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