立ちくらみやめまい、自殺を考えたり憂うつな気分から抜け出すには?

加藤たかこ

回答者
加藤たかこ
臨床心理士

ご質問

自分は学生で、ここ1年で空腹を感じなかったり、1日に何回も立ちくらみ、めまいがしたり、憂うつな気分が続いたり、ひどい時は自殺をしようとしたりと色々な症状に悩まされてます。

 

ネットで自分の症状を検索すると、色々な精神病に当てはまり(うつ病、起立性調節障害、パニック障害、統合失調症など…)、オブラートに包んで保健室の先生に相談してみたら

 

「そういう精神状態が不安定になる時期だ」

 

と言われ、やっぱりそうなのかなと思いながらも日に日に症状は悪い方向へ向かうばかりです。

 

親に食欲が無い事など相談しても聞いてもらえず、病院に連れていってくれる気配もないです。

 

自分はこの地獄のような毎日から抜け出したいです。

 

どうすればいいのでしょうか…?

回答

はじめまして。投稿頂き、ありがとうございました。ご相談を拝見致しました。

 

投稿者様はここ1年間の間に立ちくらみや憂うつな気分など、様々なことでお困りになっていらっしゃるのですね。

 

またご自身に何が起こっているのか気にかかり、インターネットで調べてみられたら、たくさんの心の病気の症状に、ご自身と共通したところを発見されたのですね。

 

かつ保健の先生に相談されたところ、「やっぱりそうなのかな…」という思いを強くされたとのこと。

 

日に日に症状が悪い方向に向かっていると、想像されることも悪い事ばかりになるでしょうし、どうしていったら良いか」と困惑される気持ちも強くなってしまうかもしれませんね。

 

さらに、親に相談しても本気で取り合って貰える様子もなく、病院に連れて行ってもらえそうな気配も無いのですね。

 

投稿者様は毎日地獄のような日々からどうやって抜け出したら良いかとおっしゃっており、そのようなしんどい思いを一人で抱えてこられてきたことを思います。

 

ここまで、よく頑張ってきましたね。

 

投稿者様はお一人ではありません。ぜひ一緒に、考えさせてください。

 

さて投稿者様もインターネットをご覧になられて感じられたかもしれませんが、心の病気にはいくつもの病気において同じような症状が出てきます。

 

例えば、投稿者様が感じられている症状の1つにめまいがあるようですが、めまいは自律神経失調症だけでなく、パニック障害やうつの症状にも出てくることがあります。

 

そのため、投稿者様から見ると、全ての病気が当てはまっていそうに感じるかもしれませんが、ご自身にどの病気が当てはまりそうかを考えるよりも、もっと大切なことがあります。

 

それは、身体に出て来る症状は、どれも身体から出されたSOSサインだということです。

 

つまり症状としての出し方に違いはあれど、根本は同じだという事です。

 

また症状が出るという事は、投稿者様の体ががSOSを発するほど、大きなストレスが投稿者様にかかってきていることを、示しています。

 

小学校高学年から中学生くらいになると、友達との間でも色々と気を使うことが出てきますよね。

 

さらに英語など勉強する教科数も増え、部活動でも先輩を立てる必要も出てきます。

 

その他、女性であれば、生理も始まってきますしね。

 

保健の先生が「そういう不安定な時期」とおっしゃったのは、様々ストレスで不調が起きやすい時期という意味です。

 

中学生くらいの年齢の方は、様々なストレスで、それが体の症状として出てきやすいのですね。

 

投稿者様は振り返ってみて、ご自身に思い当たる事などはありませんか?

 

さらに、もし思い当たる事があったとしても、投稿者様は病院に行けないからどうしようもない・・と思われるかもしれません。

 

しかし。病院に行けなくとも困りごとを小さくしていくためにできることは様々あります。

 

その1つが、実際のストレスとなる困りごと(例えば、友達関係の悩み)を小さくしていくことです。

 

そしてその困りごとを小さくする方法が、大人に相談して、一緒に解決方法を考えていくことです。

 

投稿者様が中学生であれば、中学校にはスクールカウンセラーという人が週1回くらいの頻度で来ているかと思います。

 

スクールカウンセラーは、投稿者様のお困りごとを解決するべく、一緒に考えてくれる人です。

 

例えば、私の知り合いの高校生は、中学生の時に部活動において足が痛くて、他の生徒とは違うメニューで練習していた人がいます。

 

けれどもそのことについて同じ部活の友人から、「足が痛い先輩だって自分たちと同じ練習をしているのに、なぜあなただけ別メニューなの!?」と強く言われたことをきっかけとして、微熱の出る日々が続きました。

 

この私の知り合いの微熱は、友達関係をストレスとして続いたことが予想されます。

 

しかしながら、もしも私の知り合いが、友達に対して自分の思いをしっかりと伝えられる人であれば、そこまで思い悩んで、微熱が続くまでにはならなかったですよね。

 

スクールカウンセラーは、そのような思いの伝え方も一緒に考えてくれます。

 

この他、嫌なことを言われた時の気持ちの折り合いのつけ方を考えるのも、大切なことかなと思います。

 

上記例のように、具体的な解決方法を考えていくことで、投稿者様のめまいや気持ちの落ち込みなどは小さくなっていくことが思われます。

 

単純に、思っていることを人に聞いてもらうだけでも、かなりすっきりすると思いますよ。

 

投稿者様の困りごとが、少しでも小さくなっていかれますように。応援しています。

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