「変な目で見られたくない」と「ありのままの自分で働きたい」の狭間で

2018.11.29公開 2020.06.10更新

【書いてくれた人】

年代:30代

性別:女性

双極性障害Ⅱ型

私は今の会社へアルバイトで入社し、正社員になりました。

 

入社してすぐと、正社員の話を貰った時と、社労士との面談の3回、うつである事を正直に話しました。

 

以前は、うつを隠して働いていた事もありました。

 

普通に働けると思っていたし、変な目で見られたくなかったからです。

 

でも、私はうつです。

 

うつを隠さず働ける会社で、ありのままの自分で働きたいと思い、会社へうつを公表しました。

 

この会社が、うつを事前に伝えて働いた最初の会社ですが、結果はどうあれ、先に伝えて置く事は自分にも、周囲にもいい事なのかなと思っています。

 

うつを伝える事で楽になれる

私が思う、うつを告白して働くメリットとデメリットは以下の通りです。

 

うつをオープンに働くメリット

・最初から周囲がそういう目で見てくれる

・うつに理解ある人が選別できる

・隠し事がないとストレスが減る

 

うつをオープンに働くデメリット

・昇進・査定に響く(かも)しれない

・面接で言った場合、落とされる(かも)しれない

 

たった一人でも、病気の事をきちんと話せて、理解してくれる人がいれば、それだけでうつで落ち込んだ時の抑止力になります。

 

働きやすい職場に一気に変貌するのです。

 

また、「隠し事なく仕事をしている」という事実だけでも、自分自身のストレス軽減にはなります。

 

だから、面接時でなくとも、おいおい仲良くなった人から順に、「うつである事」を公表していく道をおすすめします。

 

これはいざ休職となった時、復職する時に大きな意味を持ってきます。

 

シェア
ツイート
ブックマーク
  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2018年11月29日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。