障害への差別的な対応はある…だからこそ大切にしたい仕事の探し方とは?

2018.11.22公開 2018.11.29更新
【書いてくれた人】
年代:30代
性別:女性
発達障害

「仕事を始めよう」

 

これから社会に出てそう思われているあなた、とても素晴らしいことだと思います。

 

この記事を読んでくださっている方の中には、今抱えていらっしゃる発達課題を、周囲に打ち明けようかどうか悩んでおられる方もおられることでしょう。

 

発達障害をオープンにしていくか、クローズしたまま就職活動をするかそれぞれメリット、デメリットがあります。

 

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発達障害をオープンにして働くメリット

まず、発達障害についてオープンにするメリットですが、ここでは障害者枠採用について紹介します。

 

現在、大手企業を始め、中小企業、公務員など障害者枠採用をしている就労場所は多くあります。

 

障害者枠就労では、会社にサポート体制があるので、仕事の手順書を用意してもらえたり、サポート係によるきめ細かい指導支援があります。

 

もらった給料の使い方、休み時間の使い方などまで細かくサポートしてもらえる会社もあります。

 

給料の具体的な使い方まで教えてくれるなんて、実生活に基づいたサポートで、とてもありがたいですよね。

 

 

オープンにするデメリットは?

反対に障害をオープンにすることでのデメリットもあります。

 

今や発達障害は「特別なこと」ではなく、メディアでもよく見聞きします。

 

芸能人の中には自分の発達障害についてカミングアウトする人もいますね。

 

発達障害を抱える方の中には、いわゆる一般的と言われる定型発達をたどってきた人よりも優れた知識技能をもっておられる方も多数おり、多方面で活躍されています。

 

しかし、「発達障害」について一昔前よりも社会認知度が高まっているにも関わらず、残念なことにまだまだ理解のない人もおり、差別的な対応をされる人が存在することも事実です。

 

大変残念なことですが、考え方は人それぞれ違うものです。

 

理解がない人を変えることは一筋縄ではいきません。

 

今、あなたのことを理解してくれる人を大切にしていけばよいのです。

 

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  • 本記事は2018年11月22日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。