月収10万、障害者の烙印…それでもオープン就労に大賛成な理由
【書いてくれた人】
年代:33歳
性別:男性
統合失調症・うつ病・不眠
※写真はイメージです
年代:33歳
性別:男性
統合失調症・うつ病・不眠
※写真はイメージです
障害者の中でも自分の障害を伝えずに就労しておられる方も大勢いらっしゃいます。
しかし、クローズ就労というものはストレスとの闘いでもあり、結果職を転々とする方も少なくありません。
私はオープンで働きだした結果、大きな周囲の変化が生まれました!
当然、良いこともあればネガティブな面もありますので、詳しく説明していきます。
周囲の反応で良かった3つのこと
家族が内定を喜んでくれた
これは素直に嬉しかったです。
長続きしない就労で不安な思いをさせた部分もあるので、「オープン就労で内定もらえたよ」と説明したら、
「理解ある人がいて良かったね」
と涙ぐまれました。
私自身も、オープンで働くことに期待をしていたので、新しい環境に期待して勤務初日に臨めました。
家族の理解というものは自分の中でかなりのウエイトを占めていたので、周囲の同意が得られ、応援してくれている事実は嬉しかったです。
他のスタッフが逐一体調を気にしてくれる
今は入社からかなり日が経ったので、周囲とは普通にコミュニケーションを取っていますが、入社当初は、
「辛くないですか?」
「休憩はマメにとってくださいね」
など、気配りが行き届いていました。
多少の義務感とはいえ、障害者への気配りはありがたいものです。
1〜10まで説明してくれる上司に大変助けられました。
多少のミスは許される環境
周囲の環境として私自身に課されている仕事は主に「書類の整理」です。
会社印を押し、それをファイリングするという単純作業です。
たまに社印の押し忘れをしてしまいますが、そのミスが会社の業績を直接左右するわけではありません。
つまり、適材適所で配置されているわけです。
仕事の責任感で押しつぶされそうになっていた過去の自分と比べて、今の環境は天と地の差です。
- 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
- 本記事は2018年12月26日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。