適応障害の治療期間が10年以上も続いて苦痛です。焦りすぎでしょうか?(20代・女性)

2016.12.08公開 2016.12.09更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

 
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ご質問

適応障害の治療期間が10年以上も続いて、苦痛で疲れてしまいぐったりです。焦りすぎでしょうか?

 

最近、外出した後は、疲れて果ててしまい、次の日も外出の予定がある時は、ぐったりしながら外出してます。予定がない日はない日で、起きられないことが、多々あります。

 

そして…通院に関してなんですが、私が現在通院しているメンタルクリニックは臨床心理士さんがいなく、主治医の先生と5〜10分話して、処方せんを出されるだけです。

 

いわゆる、支持的療法だと思いますが…適応障害ってカウンセリングが有効って聞いたことあるのですが…。

 

主治医の先生にも、「カウンセリングを受けたい」と以前話したことありますが「目的による」とあまり乗り気じゃありません…。

 

セカンドオピニオンも考えたりしなくもないですが、高校生から診てもらってるのもあり、信頼ももちろんしてるので悩みどころです…。

 

本やネットで調べたら、適応障害は半年とかで改善されると書いてあったりして、自分は治療期間が10年以上も続いて苦痛であり疲れてしまいぐったりです。

 

デイケアへ通うことを勧められましたが、それで改善して就職できるのか…。

 

主治医の先生には『急がば回れだよ』と言われましたが…ぐったりしてることが多い今、就職してるイメージが湧きません。

 

焦りすぎなんですかね…。長文ですみません。

 

前回の相談内容はこちら

回答

再度、ご質問いただき、ありがとうございます。

 

適応障害からなかなか抜け出せない状態が続いている中、将来への一抹の不安を抱え、また、10年以上にもわたり、症状に変化が見られないことに、疲れ果ててしまっている様子がひしひしと伝わってきました。

 

このままで就職できるのかどうかと考えれば、当然、焦る気持ちもあるでしょう。

 

ただ、心の病からの回復には、「焦り」は禁物です。焦ってしまうとどうしても、自分のペースが乱れてしまい、逆に疲れてしまうことがあります。

 

疲れの度合いにもよりますが、回復するまでに、しばらく休息する時間が必要になってきますね。

 

そして、この時に、再び焦りが出てくると、「すぐに疲れてしまう自分」や「なかなか回復できない自分」に苛立ったり、落胆したり、否定したくなる気持ちが出てくることがあります。

 

ですから、焦ってしまう気持ちは理解できますが、できる限り焦りが出てきたときに、自分のペースを乱さないように心がけてみましょう。

 

あなたに覚えておいて欲しいポイントは、疲れた状態から回復するまでの時間を可能な限り短くするよう心がけてみることです。

 

何か行動するということは、それだけエネルギーを使いますので疲れますね。

 

疲れるのが決して悪いわけではありません。ただ、その時に自分が疲れていることに気付けることが大切です。

 

疲れていると感じたら、すぐに休んでください。ここで「まだまだ!」と無理をしないことです。

 

無理をすると回復までに時間がかかってしまい、余計に自己嫌悪に陥ったり、焦り感が襲ってきてしまい逆効果です。

 

デイケアについても検討中のようですが、それも良き練習台になってくると思います。

 

自分の疲れをモニターし、疲れと上手に付き合っていけるようになることが、今のあなたには必要なことなのかもしれませんね。

 

現段階では、「就職」については、ひとまず横に置いて、「疲れたらしっかりと休む」というリズムを体に覚えさせるよう心がけてみてください。

 

これがある程度自分のものになってくると適応障害という症状から少しずつ離れていくことができるようになってくると思いますよ。

佐藤文昭

佐藤文昭

臨床心理士

おやこ心理相談室 室長

詳しい情報・お問合せはこちら

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