自分のために何かをすることに虚しさを感じます(20代・男性)

2017.11.09公開
鈴木祐美子

回答者
鈴木祐美子
キャリアコンサルタント

 
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ご質問

お返事とアドバイスを頂いたことで、気持ちを整理することができました。

 

自分の幸せのために働くことに努力したいと思います。その一方で、今現在は、自分のために何かをすることに非常に虚しさを感じます。

 

私は、常に2つの考え方をします。そして多くの場合、その2つは相反する回答を得ます。

 

今回の場合、鈴木様のおっしゃる通り、「働くこと=誰かの幸せのため」に違和感を感じています。

 

これはこの考えともう1つ「そうした場合、彼女に依存してしまう」と考えているからです。これも鈴木様のおっしゃる通りです。

 

また、僕という人間の根底にあるのは、

 

「1人が怖い。誰かと居たい」

「誰かに依存することはリスクが大きい」

 

という2つの考えと

 

「人を信じたい」

「親でさえ僕を裏切ることがある」

 

という考えです。

 

昔の話を引き合いに出すのはあまり好きではありませんが、親がきっかけで、幼稚園や学校に行くと先生に笑われることも多々ありました。

 

 

父は僕には厳しく、よく押し入れに閉じ込められました。そのあと生まれた兄弟に怒った所は観たことありません。

 

家では母に揚げ足を取られ、ネタにされ、父に閉じ込められる幼少期でした。

 

母は、閉じ込めていたことすら忘れ、「まぁ子育て初めてだったからわからんだったんでしょ?(笑)」と言われました。確かに一理はあると思います。

 

人は怖い。自分の存在は決して必要なものでもない。と感じました。

 

しかし、人を信じたい。僕の存在を誰かのために活かしたい。とも感じました。

 

自分の幸せ=誰かの役に立てたこと=自分の存在意義という感じでしょうか。

 

これは押し入れに閉じ込められている間、1人が怖くて、僕の中に友達ができたからだと思います。

 

彼1人であれば、必要ない存在で止まっていたかもしれませんが、みんなと話している間は心休まることも多く、沢山ディスカッションをしました。結果として常に2つ考えるようになりました。

 

こうして相談するときもかなり悩みますAというべきかBというべきか、結果としてAを相談すればBと回答を頂く(その反対も同じ)ことが多いです。

 

何を相談すべきかもわからないのです。

 

誰かのために働くということが、相手に見返りを求めるような、依存するようなリスクを伴うことは承知しています。

 

かといって自分のために働くこと(何かをする事)に私は大変な虚しさを感じるのです。

 

私はトラウマは存在しないという考えを尊重しますが、少なからず幼少期に両親から受けた心の傷はあるのかなと感じます。

 

せっかくの回答を頂いたのに、また反論のようなことをしてしまい、申し訳ありません。

 

この点も僕の直したい部分ではあります。これは、AでBを頂いたから今度はBも聞いてみたいという心理なのだと思います。

 

また相談とは違ったいびつな文面になってしまいました。申し訳ありません。

 

しかし、鈴木様から頂いた、「自分のために働いて自分を大切にする」という言葉は大切にしたいと思います。

 

できる限り自分に自信を持ち、まずは自分の幸せのために働いてみようと思います。

 

ちなみに彼女だった女性からは、「もっと人のために生きればいいと思う」といった趣旨のコメントをもらいました。

 

もちろん彼女が全てではありませんので、このコメントが100正しいとは考えていません。しかしその反面、確かにその通りだと納得しています。

 

2つの考えが常に僕の中にあります。あのコメントは非常に心苦しかったです。

 

鈴木様のおっしゃるような「自分はこんだけ頑張ってるのに相手は・・・」とは一度も考えたことはありませんし、言ったこともありません。

 

ただただできる限り捧げることはしてきました。そしてあのコメントを別れる際に頂きました。

 

女性というのは世界にごまんと存在するので、彼女だけで世界を決めるこはできません。

 

僕の捧げたものは足りなかったのだと後悔しています。しかし、それ以上捧げても女性に依存し、危ない状況になると理解しています。

 

▼前回のご相談はこちら▼

回答

ご返信ありがとうございます。

 

あなたの根底にあるのは、「1人が怖い。誰かと居たい」「誰かに依存することはリスクが大きい」という2つの考えと「人を信じたい」「親でさえ僕を裏切ることがある」という考えなんですね。

 

自分のために何かをすることに、虚しさを感じているということですが、もしかしたら、幼少期の体験が、あなたの自己肯定感を低くしてしまっているのかもしれません。

 

あなたのお父様やお母様の言動や態度から、あなたが「親でさえ僕を裏切ることがある」と感じたのだとすれば、あなたの存在価値を認められていないような、虚しい体験だったのだと思います。

 

そんなあなたの空虚な気持ちや、自分が自分のために生きて良いのかどうかわからなくなってしまうような感覚が、よく伝わってきました。

 

それ故に「人を信じたい」という気持ちを持つと同時に、「人を信じてはいけない」という気持ちを持ってしまうのかもしれませんね。

 

以前、彼女に「もっと人のために生きればいいと思う」と言われたことも、あなたにとってはとても心苦しいコメントだったのですね。

 

彼女のその言葉に対し、「僕の捧げたものは足りなかったのだと後悔している」ということは、依存は覚悟のうえで、もっとあなたが彼女に捧げるべきだったと感じていらっしゃるということでしょうか。

 

依存とはわかっていても、「頼っても大丈夫だ」と思えるような信頼できる存在を、あなたが欲しているのかもしれませんね。

 

あなたは幸せになり、自分のために生きる自由があります。

 

そしてあなたはもっと自分を大切に感じて良いのです。

 

あなたには存在価値があります。私に打ち明けてくださったように、相手のことを真剣に考える優しい気持ちを持っているあなたは、十分に素敵な存在です。

 

親に認めてもらえなかったという想いを、自立するエネルギーに変えていけると良いですね。

 

相手に依存して、相手に捧げる自分を認めてもらうというよりは、自分のために生きている自分を認めてくれる存在が必要なのかもしれません。

 

彼氏と彼女の関係性においても、自分の人生を生きているお互いを認め合うことができれば、とても心地のよい関係性を築けるのではないでしょうか。

 

そのような関係性を築くために、自分自身の力でできたことを、少しずつ自分の自信に変えていくと良いでしょう。

 

どんな小さなことでも良いのです。

 

あなたが就職活動をして内定をもらったことも、あなたが認められたということです。

 

私はあなたのご返信が私に対する反論だとは受け止めていません。

 

あなたの揺れる気持ちや、あなたという存在が揺らいでいる感じと捉えました。

 

「1人が怖くて、僕の中に友達ができた」という感覚が、あなたの心の中で、あなたと対話する誰かの存在であり、あなたを客観的に見つめてくれる誰かという感覚なのかなと受け止めました。

 

少しずつ、あなたがあなた自身を認めても良いという感覚を身に付けていかれると良いと思います。

 

私はキャリアの専門ですが、心理的な観点から臨床心理士に相談してみるのも、一つの手段かもしれませんね。

 

 

【相談者さんからの声】

お返事ありがとうございます。

 

鈴木様からのお返事一つ一つに救われました。

 

こんなにも心が晴れやかで、僕ではない誰かに少しでも理解されたことは初めてです。本当にありがとうございます。

 

もらった返事の

 

「相手に依存して、相手に捧げる自分を認めてもらうというよりは、自分のために生きている自分を認めてくれる存在が必要なのかもしれません。彼氏と彼女の関係性においても、自分の人生を生きているお互いを認め合うことができれば、とても心地のよい関係性を築けるのではないでしょうか。」

 

というお言葉。

 

全くその通りだと思います。一番心に響き、涙が出ました。

 

本当にありがとうございます。今後は少しずつ自分を肯定してあげたいと思います。

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